tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

紫色の椿は新種かも知れない・・・

2022-02-20 16:59:40 | 本棚の中から

2月20日(日)

昨夜からの雨も上がりましたが、もの凄い北風が吹き抜けております。

今日は日曜日ですので、散歩を楽しみにして、どっち方面に行こうか考えておりましたが、とても散歩に出かけられるような風ではありません。

先日来の「紫色の椿」を調べてみました。

日本の椿花

この「日本の椿花」は平成元年に淡交社から発売されたものです。

日本に存在する椿は、ほとんど掲載されていると考えられますが、平成元年刊ですから、新種や新発見された椿もあると思います。

千年藤紫

長崎県島原半島の野生の藪椿から発見された品種。

発見当時の花は、過去に例を見ない美しい紫色で、おおいに注目を浴びた。そのご原木から増殖された苗木の花は、戸外では紫色に咲くが保護室内では紅色が強く出ることが多いい。

椿の花は、本来紫の色素を含まないといわれており、本種の紫色の発色は、土壌や気候因子による影響だとおもわれる。(「日本の椿花」の原文より)

紫の上

岡山県の藪椿から採集した品種。

栽培環境や気候の影響を受けず、安定した紫色の花をつける。

紫色の花は、他にもあるが、紫色の美しさでは本種にかなうものはない。(「日本の椿花」原文より)

この写真は、本書の裏表紙を飾っております。

友人宅の椿

本と比べてどうでしょう。

紫は友人宅の椿の方が濃いように思えますが・・・

紫の椿が発見されているのは、いずれも関西から九州が多いい中、この椿は関東です。

関東では、まだ紫色の椿は発見されておりませんので、いよいよ新種の椿のような気がしてなりません。

日本椿協会に登録すると認定されるそうです。

認定されたら、友人の名前を被せて付けたらいいなぁ~と思ってます。

コメント (2)
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