伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

bellanotteさんとの会話 そして「新天地」に思う

2008-08-02 11:48:33 | 町づくりって楽しいかも!
伊賀に限らず「古いものをどう生かしていくか」に対する素朴な意見のやり取りですが、外から伊賀を見る人が「若い人の意見も時には必要ではないの」と素朴な思いを語ってくれてます。
以下7/30のコメントより。
察するに伊賀在住の方ではないように思いますが、失敗例をまねするのでなく、いい所の趣を勉強するのは必要です。そこに「伊賀にしかないもの」を+αとして組み入れていけばいいのでしょうが・・・なかなか「思いを一つに」することが難しくて、「まちづくり」は「ひとづくり」という壁にぶち当たっています。

例えば、今ひそかに「昭和時代」を生かせないかという話が都会に近いところで興っていると聞きます。実は伊賀上野にも「昭和のグッズ」を収集されている方がいるのですが、何も郷愁を感じない人にとっては「ただのガラクタ」かもしれない。歴史というには浅すぎて、それほど価値があるとは思えない、という人が大方の意見だと思います。
でも、昭和の時代はいろんな経験をしてきて、「確かな存在感」があるように思います。
伊賀上野にも、今は古びて朽ちかけそうで、駅前再開発によって取り壊される運命にあるかもしれない「新天地」という数十メートルのアーケード街があります。その「新天地」の雰囲気そのものが「昭和」だと思います。行列ができるほどの「映画館」があったし、駅からまちなかに行く人は必ず通っていたアーケード街です。


今、営業しているのは10店舗ほどで、バスや電車で来られる近隣からの女性客向けの衣料店・行列ができるほどおいしいうどん屋さん・落ち着いた雰囲気の喫茶店・そして多文化共生を考えるNPO「伊賀の伝丸」事務所・外国人向けのお店も含まれています。伊賀在住外国人の方々の「憩いの場」にもなっており、(まちなかで)「国際電話のできる唯一の公衆電話」もあります。毎朝、誰かが国際電話をかけて故郷の人と語らっている、そんな風景を見ながら出勤しています。(遠い異国の日本のしかもこの「伊賀で」働いている人たち)

「古くてもあの『新天地』の雰囲気は是非残してほしいよね」という声をよく聞きます。新しい映画は郊外にある「ジストシネマ」にお任せするとして、昔映画をみて過ごした人たちにもう一度足を運んでもらえるように「映劇」の復活や、昭和の名残を残すお店や、子どもが安心して立寄れる「駄菓子屋」さんなんかがあっても違和感のない場所になると思いますが・・・
「映画」だけで人が思うように集まらなくても、少し改修して「大衆演劇」の場であってもいい。

都会から伊賀に戻った娘(昭和50年代後半生まれですが)にその考えを打ち明けましたら「確かにあの雰囲気は昭和の匂いがする」と。
空き店舗をなんとか活かせる方法があればいいのですが、忍者や芭蕉・城下町だけではない伊賀上野・・・いかがなものでしょう?

鬼の霍乱

2008-08-02 00:14:29 | みなさんにおしらせと独り言
のような一両日でした。寝るかトイレに行くかしかなすすべがなかったような気がします。
診察結果は(風邪というのは上気道の炎症を指しますが、そういう症状がなくても『風邪』と言わねばならないらしい)「夏の胃腸風邪」。家族で同じものを食べていても「体力の落ち込んでいる人には『食あたり』もありますから、体にやさしいものを食べてください」とのこと。もうしばらく付き合わねばならないかもしれませんが、徐々に回復に向かっております。

ご参考までに(お医者さんでいただいたもの)





携帯にメールが入りまして「おばちゃん、大丈夫なん?」「まあ、何とか生きてるわ」「これから、夏本番で、イベントもいっぱいやから、神様が『それまでエネルギーを貯めときなさい』って言うてるんやろ」って・・・「うん、そうに違いない」って納得しちゃう可愛い彼女からのメールでした。(なぜかブログを通じてのメールのやり取りで、しかも若い子からの励ましは素直に嬉しいもんです。ありがとね、70ちゃん)