カバと言えばアフリカですが、南米コロンビアで大量の繁殖が起きているらしい。麻薬王と言われた人物が私的動物園で飼育していて、他の動物は動物園に引き取られたが、カバは大きくてそのまま。当局は死んでしまうと思ったらしい。ところがアフリカと違い天敵がいないので大繁殖。既存の生物体系に影響を及ぼしつつある。そこで去勢手術を考えたが一頭550万円のするため、今回はアメリカが開発した避妊薬を打つらしい。
カバは見た目は可愛いがアフリカでは一番狂暴と恐れられている。さてこのニュースどうなるのでしょうか?心配。
コロンビア・ボゴタ(CNN) 南米コロンビアで「麻薬王」と呼ばれた男が残したカバの繁殖問題に、ついに解決策が見つかったのかもしれない。
麻薬取引で悪名をはせた故パブロ・エスコバルは1980年代、私設動物園にカバ4頭を輸入した。そのカバが今や80頭に増えて野生化し、環境への影響や人に危害を加える可能性が懸念される状態になっている。今年1月にはカバたちを駆除すべきだと訴える論文が学術誌に発表された。
地元自治体はカバの去勢を試みたが、巨大なカバに対する従来のような去勢・避妊手術は危険が大きく、これまでに手術ができたのは11頭のみだった。