SMBCシンガポールオープンで二位に

ニュースでは大きく報道されていませんが、昨日シンガポールで行われたSMBCシンガポールオープンで日本人の桂川有人選手が二位入りました。この大会の４位までには全英オープンの出場権が与えられます。本当なら日本のツアー初戦の予定でしたがコロナの対応違反で除外に。そんな色々あった大会でした。まだこの選手のウィキペディアもありません。なんでも中学卒業後、フィリピンにゴルフ留学、この間通信制で高校を卒業したそうです。多様な道を行く日本の若者を応援したいですね。頑張れ！

愛知県清須市出身。クラブチャンピオン経験のある祖父の手ほどきでゴルフを始める。中学時代は地元の練習場でインストラクターの指導を受けて腕を上げ、卒業後はフィリピンのマニラ近郊へゴルフ留学。通信制の高校で学びながら、存分にコースで練習ができる環境の中で3年間ゴルフの腕を磨いた。フィリピン時代は当地でプロの試合にも度々出場。2016年にはアジア下部ツアーの『ICTSI　マニラ・サウスウッズ選手権』で7位に入っている。帰国後は日本大学に進学。1年生でいきなり『朝日杯』と『文部科学大臣杯』を制した。18年には『日本学生』で2日目に60をマークするなどして優勝。同年の『日本オープン』では2日目に単独首位に立って注目を浴びた。ナショナルチームメンバーとして国際舞台でも活躍し、19年の『ネイバーズトロフィー』では団体、個人の2冠を手にしている。20年にプロ宣言してＱＴで9位に。プロでの活躍も期待される注目の新人だ。