田舎蕎麦の感じが残るお店で蕎麦を食べました。
ばばちゃんとは、糸桜里の湯や病院に車で送り迎えをするだけで、二人でドライブなどここ数年したことがありません。
何を思い立ったかばばちゃんがいうんです。老人クラブで旅行した時に長井集落の山の中腹にそばを食べさせるお店があるのを見てきた。そこの蕎麦は美味しいとのことである。
きょうはそこで蕎麦を食べて、昔息子がお世話になった熊野神社隣のお文殊様にお礼参りをしたい。息子も定年間近の今までやってこれたのもあのお文殊様のお陰だから・・といって突然じじいに運転を命じました。
じじいは憮然として、あんなとこもう20年近くいってない。道も変わっているだろうし、記憶も曖昧だ、と思いましたが後がこわいので道路地図など求めてゆくことにしました。
記憶をだとって長井の集落に入ると案内板がありましたので山のほうにゆく道に左折しました。するとありました。こんな表示があかべこと一緒にありました。

だいじょうぶかいなと思いながら左折してこんな急な山道を登りました。50~60メートルも登ってもなにもありません。こりゃ道を間違ったかなと思ったけれども急な細い道でUターンも出来ません。

100メートルくらい登ったかな、ありました。「元祖 山城」と言うんですね。きれいな紅葉のやまの中にぽつんとわびしい一軒家です。


そういえば、20年くらい前、年越しの蕎麦はこの長井集落の農家の方が打った蕎麦をゆずって貰っていました。蕎麦をゆずってもらうとその農家では無料でいろんな蕎麦を腹一杯食べさせてくれました。ここがそこの流れかななどとちょっと懐かしくなりました。
眺めがいいんですよ、山の紅葉を通して長井の集落、そして遠く喜多方市方面の山並みが見えます。

こんの道を登ってきたんですよ。元祖山城は奥深い山の中の感じです。

道脇の崖には鮮やかなイロハカエデの紅葉の小さな木が生えていました。

お店の中は「千客万来」とありましたがこじんまりとした小さなお店でした。さわやかで清潔な感じのするお店でした。

「この店は主人が1人でやっておりますので、ご注文をお受けしても少々時間がかかりますがご了承ください」という意味の掲示がありました。元祖手打ち蕎麦とはそういうことかと妙に納得しました。

出された蕎麦です。向こうがばばちゃん、こちらがじじいの大盛りの盛りそばです。ちょっと太めのかをりの高い美味しい蕎麦でした。どこか昔の田舎蕎麦の感じが残っていました。「ハイ、近くで採れますのでお土産に」と葉っぱのついたアケビが飾られたのも嬉しかったです。
それまで、ばばちゃんに無理に誘われたという思いがあってちょっと不機嫌だったじじいも嬉しくなって言いました。「きてよかったね」と・・ばばちゃんも微笑んでうなずきました。

「ごちそうさまでした」とお別れするときのご主人様の笑顔です。
どういうわけでしょうね。ここにおいでになるお客さんはなんだか静かで趣きのある人ばかりのような感じで、お店の雰囲気は山の下の雰囲気とはちょっとちがっていました。
じじいは気分よく次の目的地、山都町に長く高い鉄橋があったのを思い出してルンルン気分で車を運転して次の目的地に向かいました。、
ばばちゃんとは、糸桜里の湯や病院に車で送り迎えをするだけで、二人でドライブなどここ数年したことがありません。
何を思い立ったかばばちゃんがいうんです。老人クラブで旅行した時に長井集落の山の中腹にそばを食べさせるお店があるのを見てきた。そこの蕎麦は美味しいとのことである。
きょうはそこで蕎麦を食べて、昔息子がお世話になった熊野神社隣のお文殊様にお礼参りをしたい。息子も定年間近の今までやってこれたのもあのお文殊様のお陰だから・・といって突然じじいに運転を命じました。
じじいは憮然として、あんなとこもう20年近くいってない。道も変わっているだろうし、記憶も曖昧だ、と思いましたが後がこわいので道路地図など求めてゆくことにしました。
記憶をだとって長井の集落に入ると案内板がありましたので山のほうにゆく道に左折しました。するとありました。こんな表示があかべこと一緒にありました。

だいじょうぶかいなと思いながら左折してこんな急な山道を登りました。50~60メートルも登ってもなにもありません。こりゃ道を間違ったかなと思ったけれども急な細い道でUターンも出来ません。

100メートルくらい登ったかな、ありました。「元祖 山城」と言うんですね。きれいな紅葉のやまの中にぽつんとわびしい一軒家です。


そういえば、20年くらい前、年越しの蕎麦はこの長井集落の農家の方が打った蕎麦をゆずって貰っていました。蕎麦をゆずってもらうとその農家では無料でいろんな蕎麦を腹一杯食べさせてくれました。ここがそこの流れかななどとちょっと懐かしくなりました。
眺めがいいんですよ、山の紅葉を通して長井の集落、そして遠く喜多方市方面の山並みが見えます。

こんの道を登ってきたんですよ。元祖山城は奥深い山の中の感じです。

道脇の崖には鮮やかなイロハカエデの紅葉の小さな木が生えていました。

お店の中は「千客万来」とありましたがこじんまりとした小さなお店でした。さわやかで清潔な感じのするお店でした。

「この店は主人が1人でやっておりますので、ご注文をお受けしても少々時間がかかりますがご了承ください」という意味の掲示がありました。元祖手打ち蕎麦とはそういうことかと妙に納得しました。

出された蕎麦です。向こうがばばちゃん、こちらがじじいの大盛りの盛りそばです。ちょっと太めのかをりの高い美味しい蕎麦でした。どこか昔の田舎蕎麦の感じが残っていました。「ハイ、近くで採れますのでお土産に」と葉っぱのついたアケビが飾られたのも嬉しかったです。
それまで、ばばちゃんに無理に誘われたという思いがあってちょっと不機嫌だったじじいも嬉しくなって言いました。「きてよかったね」と・・ばばちゃんも微笑んでうなずきました。

「ごちそうさまでした」とお別れするときのご主人様の笑顔です。
どういうわけでしょうね。ここにおいでになるお客さんはなんだか静かで趣きのある人ばかりのような感じで、お店の雰囲気は山の下の雰囲気とはちょっとちがっていました。
じじいは気分よく次の目的地、山都町に長く高い鉄橋があったのを思い出してルンルン気分で車を運転して次の目的地に向かいました。、