10数年前の70歳台の私です。若かったんですね格好つけて歩いています。

夢は車ある頃度々訪れた滝谷川(たきやがわ)渓谷の橋梁を渡るJR只見線の列車を撮ることです

綺麗な紅葉の季節でも爽やかな若葉の季節でもありませんけどせっかちの老いの身、思いたったら我慢が出来ません。行ってきたんですよ。初夏の濃い緑の中の橋梁を渡る列車を撮りたくて。

JR只見線滝谷駅は私の町の坂下駅からJRで34分ほどのところにあるんですよ。すぐ近くの場所なんですけどしばらくぶりに乗ったJRの列車です。嬉しくて小さな旅を楽しみました。 JR滝谷駅です。

無人の駅なんですけど小さな駅舎はちょっと瀟洒な姿をしています。トイレは駅舎の後ろの別棟に有るんですけども無人の駅には珍しい洋式トイレで綺麗に清掃されていて気持ちよく使用できるんです。

滝谷駅は中野と呼ばれているこんな小さくて静かな集落にあるんです。

でもこんな小さい集落なのに立派な薬師堂があるんです。本尊は鎌倉時代作と言われる木造薬師如来座像で柳津町の重要文化財に指定されていると解説の板に書かれていました。
なんか古い歴史があるみたいです。

中野集落には滝谷滝谷川渓谷の橋梁を撮るのにいい場所が二つあるんですよ。一つは県道32号線の郷戸スノーシェッド入り口です。先に挙げた写真はそこで撮ったものです。もう一つは中野大峯林道を400mほど登った場所の右側の杉林の中にあります。でもこの場所は狭くて早く行かないといい場所には三脚は立てられません。幸いに昨日は私一人でした。そこで撮った写真です。


昨日はカメラを持って中野集落をぶらぶらと散策しているのは私一人でした。渓谷の橋梁を渡る上り列車や下り列車を撮ったり、集落を散策したり、公園の東屋のベンチ昼食をとったり、小さな駅舎の中で居眠りしたりしてゆったりと楽しい時を過ごしました。いい日でした。