庶民を襲う怖いものがもうひとつあって不安です
3月28日(土)今日の毎日新聞の「余録」の記事なんですけど抜粋してみます。
「東京都の小池百合子知事が週末の外出自粛などを都民に呼びかけた直後から首都圏のスーパーで起こった買い溜め騒ぎだった。冷凍品・米・パンなどの食料品や日常必需品を求める人々が列をなし一部の商品の品薄をもたらした」とありました。私はどっきりと怖くなりました。そしていつの日でしたかイタリアのスーパーの商品陳列棚になにもないからっぽの写真を見たことを思いだしてしまいました。まさか日本ではそうはならんと思うんですけどもね・・・
これは、デマ、あるいはこれから極度の品薄になりますよ「負けちゃいけません」と人々の醸し出すムードに負けないしっかりした良識判断を持たなければとも思いました
でも、もう一方ではデマや間違ったムードに惑わされずに「求める人々」の列に並ばなかったために品物がなくなってしまってバカを見てしまってほぞをかんでもいけないなとも思いました
私たちに真にほしいのは信頼出来る本当の情報です。それがあればデマや人々の間違ったムードに惑わされず正しい行動が出来ると思うのです。
いま、私たちの目や耳に入ってくるのは、ひとつには政府が作った諮問委員会に政府が諮って政府が流す情報です。当然政府よりの情報になると思います。
そしてもうひとつはテレビや新聞から流れてくる情報です。立場によっていろんな情報が流れます。卑近なところでいえば朝日系と読売系どでは情報に差があるようにお思います。
私の欲しいのはしっかりと検討され統一された医療関係からの信頼出来る情報です、例をあげれば市販のマスクではウイルスを防ぐ科学的な根拠はないという医療関係者と、市販のマスクでもウイルスは防除できるという医療関係者の声もありますよね。
またスーパーの買い溜め騒動が起きた時スーパーの協会では「生産も物流」も動いてると声明をだしたそうですけどそれで買い溜め騒動が収まったりはしなかったと私は思うのです。スーパー協会の声明を人々はにわかには信じなかったんじゃなかろうかと思おうからなんです。
市民の多数が信じ信頼できる本当の情報を的確に出してくれる委員会のようなものが本当は欲しいんです。
でも今の状況ではそんなのは理想の夢ですよね。今はたくさん流れている情報を自分のためになるように自分で判断して行動しなければならないように思います。
でも私自身デマやあやまったムードにながされたりしないようにしようとは思ってはいるんですけボケ老の高齢者です。どうなることやら分かりません。
コロナウイルスのワクチンも特効薬もない今の状況です。コロナウイルスが終息するためには、市民の70%前後の人々が発病するしないにかかわらずコロナウイルスに感染しコロナウイルスの抗体を持つようになるのを待つしかないと思います。1年前後以上はかかるんじゃないか思います。長い期間です、それに耐えて老齢の私も生き残りたいとは思うんですけども・・・がんばりたいとは思っているんです。どうなることやらと思っています。
毎日新聞の仲畑流万能川柳の句から
マスク買い今日はどこまで行ったやら 座敷笑し
特別な購入ルートや、お金を持たない庶民の心です。苦笑いです
デマ受けてためたティッシュが部屋塞ぐ 裏飯屋
こうなっては自分で自分を笑えません。でもほっと安心してはいるんでしょうね