
久方ぶりに山沿いの古道を歩んで見ました。よく手入れされた杉の林の中の道は静かでした。今は誰一人として通る人もない道ですけど、杉の木立の中にシャガの花が美しく咲いていました。

シャガの花はよく家々の花壇でもよく見られる花ですけども、このような静かな杉の木立の中にさいているのを見るとひとしお心に沁みて美しいです。

ネットのウィキベティアによると「シャガの花は古来中国から帰化植物で三倍体のため種子が出来ない(私は植物について無知なのでこの部分のことの理解が出来ません)ので根茎で繁殖する。だから分布は人為的におこなわれ自然の野には存在しない。杉林の中などでシャガの群生があればそこにかつて人が住んでいた可能性が高い」とありました。
とすると、あるいはこの杉林の中に茶屋などがあって会津・越後を往来する人達でこの古道は賑わっていたことがあるのかも知れない、
古い言い伝えや歴史などに音痴の爺いですけどそんな夢想などしながらの散歩でした。