
いつもの定点地の晩秋の空はきれいでした。
明日の日曜日、前立腺癌から膵臓と胃に転移した癌の摘出手術を受けて2ヶ月も病院のベットで耐えてきた弟が見違えるように元気になって退院して奥会津只見の家に帰ります。
狭心症で心臓の血管のバイパス手術をうけた義兄も経過が良好でまもなく退院します。二人とも奇跡的に助けて頂いた命です。
私と言えば3年前心筋梗塞で失う命を2ヶ月の入院で生き返り2時間の散歩さえ出来るようになっています。
今の医学技術の進歩はすばらしいです。
弟も義兄も6時間もの大手術をやり遂げて命を救って下さった先生、そしていつも暖かい笑顔で介護して下さった看護師の方、私は尊い神のようにさえ思えます。
そう遠くない道の果てかも知れない80歳後半の三兄弟ですけど、頂いた命に感謝しながら、笑顔で、それぞれの小さな夢を追って生き抜いていこうと思う晩秋の美しい散歩道でした。