昨日思い立ってJR会津只見線の終着駅川口まで行ってきました
カバンの中にはコンビニから買ったサンドイッチと牛乳にスポーツドリンク、それに標準ズームレンズののついたミラーレスと、ちょっと重いけど中望遠レンズが入っています。腰のバンドにはケースに入った愛用の軽いコンデジをつけています。
ばばちゃん(家内)はミカン3個と干し柿2個を車内で食べるようにとカバンに入れてくれました。爺いはまるで小学校の子どもの遠足の気分です
会津只見線は会津若松から奥会津'只見を通って新潟県小出市に至るローカル線ですが、4年前の奥会津豪雨で川口只見間の橋梁が4っも被害を受け復旧しておりません。したがって会津'只見線の終着駅は川口なっていて川口只見間は代行バスが運行しています。
川口行きのジーゼルカーは坂下を8時25分に発車します。ホームで列車を待っていると三輛編成のジーゼルカーがやってきて100人は越すと思われる元気な高校生が降りてきました。県立坂下高等学校と会津農林高等学校の生徒さんです

うむ~ わが町坂下も捨てたもんじゃないんだ。立派な高等学校が二つもあって総合病院の厚生病院もある、そこに通う人たちで会津只見線は生きているんだと嬉しい気分で乗車しました。ところが三輛編成のジーゼルカーの乗客は高校生が降りてしまって私を含めて3人だけでした。

でも、車内で書いたメモ帳にはこんなことが書いてありました
「車内は綺麗、心地よい暖房、殿様気分じゃ・・」
「嬉しくて見慣れている塔寺の景色が別の世界に見えている」
私は窓にへばりついて外の景色をながめ、少し窓を開けてコンデジのレンズを外にだしてシャッターを押していました。



1時間15分の'楽しい旅でした。終着駅の会津川口です。この三輛編成の列車から降りたのは私と熟年のおばさんの二人だけでした。

駅の外は雪の川口の'町でした

三階の家の前を通る道は「カラムシ織り」と「カスミソウ」で有名な昭和村へ行く道です。こちらの道は奥会津只見に行く道です。坂の上に立派な金山町の中学校の校舎が建っています。
かつて金山町川口は会津'若松からの国道が昭和村方面と只見方面とに別れる分岐点で小さな宿場町のように旅館や飲食店がならんでいる賑わっている町でした。車で通っているときはただ通り過ぎる町だけれども今日はゆっくりと散策出来る。駅を出た私は嬉しくてルンルンしていました。