8月の酷暑熱中症が怖くて3週間近く散歩が出来ませんでした。カメラワークはパソコン室の窓からばかり、気持ちも落ち込んで老いの脚の筋肉も弱ってきて命の先がみえるような気がする鬱の毎日でした。
なぜか読む本も「515事件」とか「226事件」とか「悪魔の飽食」とか私好みの暗いものばかり。ああ あのときはそうだったなと思い出は蘇り勉強にはなりましたけど心は明るくなりませんでした。
9月になると季節は移りかわり会津の朝晩の気温はぐんと涼しくなりました。脚の筋肉が落ち込んでいるので普段の距離の3分の1くらいを歩ってみようと今日は朝8時頃から散歩したんです。8月は酷暑とは云いながら4日おきくらいには1km程のcoopへ買い物には自転車で通っていたんですけど、カメラを持っての散歩は気分がまるで違います。玄関の戸を開けると普段は目に入らなかったばばちゃんの鉢植えの花が綺麗だと目にはいりレンズを向けました。なんか生き返ったような気分でした。
自転車に乗っているときは何にも感じなかった家の前の雲ひとつ見えない道が晴れ晴れと心を明るくしてくれました。
陽の光をうけて道脇の堀を流れるささやきを耳の遠くなった私ですけども心に聞くことが出来ました。
稲穂も稔ってこんなになりました。あと10日もすれば稲刈りが始まります。秋ですね。
まだ残暑は厳しいんですけども澄み切った空はすっかり秋ですよね。
でも異常に高温の太平洋の海水からエネルギーをもらって発達しつつある台風10号が怖いですね。やがて北上して西日本に大きな被害が予想される、テレビではさかんに叫んでいます。台風の進路は普通は西日本から北東に進路を変えて日本海に進むのに、今年は進路を変えずに北朝鮮からシベリアへと北に進んでいます。
異常な太平洋の海水温度の上昇といい台風の進路といい、地球の気象状況がはっきりと変わっているように思えて不気味です。美味しい大衆魚の秋のサンマが不漁でどうやら高級魚になりそうですね。
地球の夜は光に輝いていますし、地球の道は車であふれています。
かつては地球上の生物は太陽からのエネルギーで繁栄していました。でも今は人類が化石燃料の石油や天然ガスを燃やして豊かに暮らしています。地球温暖化が進むのは当然のような気がします。先き駆けてたくさんの昆虫や動物の種が絶滅または絶滅危惧種になりました。
化石燃料は無限ではありませんそのうち枯渇するでしょうね。かつては日本だって新潟では石油が産出していました。(最盛期産出は年12万キロリットル)今は枯渇して痕跡もありませんけども。
有数の産油国のアメリカだってもう古い掘削方法ではな原油がくみ取れず新しい掘削方法で石油を産出していると聞いています。遠い将来には地球の化石燃料は必ず枯渇すると思います。そのとき人類はどのように変貌するんでしょうね?
それに人類は核戦力を手にいれて先の世界大戦で勝利した先進国ではその製造や改良に熱中しています。今日の新聞では中国の核爆弾の保有は100発以上とありました。しかも北朝鮮やインドやパキスタンやイスラエルまで核をもっていると聞いてます。ロシアやアメリカの核戦力の保持は大変なものと思います。
何かの間違いで一発の核爆弾が相手国で爆発すればそれぞれの国で持っている核爆弾のすべてをもって報復しあうのが人類の悲しい性(さが)じゃなかろうかと思ってしまいます。地球人類の滅亡いや生物の滅亡ですよね。核シェルターなどなんの役にもたちませんね。地上のすべてが破壊され放射能に汚染されてしまうんですから・・・
こうゆう考えと物言いをミミズのたわごとといわれます。
そりゃ~ ミミズにたわごとでしょうけど、それを心の片隅に保持して、そうならないように祈り、たとえ微力で小さくても言あげするのは無意味ではないように思う私です
明日はあまり暑くなってほしくありません。安らかな夢をみてねむりましょう。それが正しい現実です。台風10号大きな爪痕を残して日本を離れつつありますね。