主人公2人のうちの片方、藤木源之助は左の二の腕から先を筋繊維むき出しのエグイ姿で描かれることがある。
今巻の表紙もそうなのだが、やがて切り落とされることを暗示しているのだろうか。
伊良子清玄が「いく」とともに仕置き追放されてから三年‥。
駿府に暗君徳川忠長が入ると、士官を求めて全国からおびただしい数の牢人者が集まった。
ある日、虎眼流門下生の涼之介(15歳)が首だけの姿で道場内で発見される。
葬儀のあと下手人捜しが始まるが、牢人者の辻斬りであれば下手人が見つかる可能性は低い。
虎眼流の名誉を守るため、師範代の宗像が一応の下手人を討ち取る。
しかしその帰り、奇妙な構えの男に斬り殺され、宗像も首がさらされる。
手口から下手人は涼之介の時と同じとみられ、しかもかなりの使い手らしい。
またある夜、死んだ涼之介のことを想いながら自慰に耽る門下生が同じように斬り殺され、首がさらされる。
『伊良子清玄‥』
虎眼流の剣士達の頭に、三年前自分達が盲目にし追放した男の名が浮かぶ。
そして、さらにもう一人手練の門下生が斃される‥。
この巻はちょっとミステリーっぽい。
主要な人間が一人ずつ首をさらされていく連続殺人事件っていう感じ。
残酷なシーンは、3つの生首と虎拳(

あと涼之介のサービスカットも。
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