映画見てる途中、ところどころでウルウルきてしまった… 「東京マグニチュード8.0」でもこみ上げて来る瞬間があったし、最近涙腺が緩すぎる。
以下ネタバレ含みます。
極々近未来…、今起こってもおかしくない事件。画面の中の“ゲーム”だと思ってたことが現実の生活を襲う。
っていう話の筋とは別のところで、ファミリー(一族・親戚)という友達や恋人や同僚とも違った濃いぃ人間関係を描いたり。人間関係と言えば、仮想現実世界で繋がった世界中の人との関係もあったな。世界中の人のことを家族のように思うことができたら…
人間みたいな外見から、動物や生物でもないカタチまで、本当の自分を表したような「アバター」たち。映画に出てくる人物にはほとんど皆アバターが設定されてる。その人のイメージそのままって感じのアバターもあれば、その人の裏設定が想像できたり、「なんで?」って思うようなものもある。
自分だったらどんなアバターを作るだろう?このブログの管理者としてのアカウントなら、刀とか血とか…そういうモチーフの入ったキャラクターにするかも。pixivには「OZアカウント」のオリジナルアバター描いてみよう!っていう企画もあるらしい。
日本のアニメは世界中で見られてるらしいけど、このアニメ映画もそうなるんだろう。以前読んだアメリカの大学教授の日本アニメ研究本に、日本のアニメ作品の多くには3つのイメージのいずれかが入っているって書いてあった。3つのイメージとは、懐古的イメージ・祝祭的イメージ・終末的イメージの3つ。
懐古的~とは、学生時代の風景または現在よりも数十年あるいはもっと昔のモチーフが出てくること。祝祭的~とはハチャメチャなお祭り騒ぎが出てくること。終末的~とは世界崩壊・またはその後を感じさせるようなものが出てくること。このアニメ映画には3つとも入っているようだ(3つともそれぞれ意味が広いので、日本のアニメ・映画に限らずエンターテイメント作品ならどれかは入っているような気もするが)。
ロカルノ国際映画賞では受賞を逃したみたいだけど、世界中のアニメファンはどう見るんだろう?
こいこい、やってみたい。
地上波で、すでに2、3回やってるにも関わらず「時をかける少女」をまだ見てない。それも含め、今回の映画と比較されてるらしい「劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」等、細田守監督の映画をこれから見てみたい。
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