ここには、複数のジャンルのマンガ(のサンプル)やイラストが公開されている。
男の子×女の子、男の子×女の人、男の子×男の子、猟奇、などなど。
前から3つはひとくくりにショタと呼ばれることがあるけど、前の2つと3つめはあきらかに別物だ。前の2つは3つめと区別して海外ではストレートショタ(straight syota)と呼ばれてるらしい。
で今回の新刊はショタでもストレートショタでもなく猟奇系。
「他殺志願」というタイトルと、公開されているマンガのサンプルを見る限りでは、人に殺されたいという願望を持った人が殺されるストーリーのようだ。「人生を終わらせたい」のではなく「殺されたい」、もしくは「死ぬ瞬間を楽しみたい」ということなのだろう。
「他殺志願2」は、少年が女の人とエッチしながら実の姉に斬首されるという話。弟はエッチしながら首を斬られて死にたいと願い、姉は人を斬ることに快感を覚え弟を自分の手で殺してやりたいと思っている。女の人は仲介者のような感じで、3人は全員納得し同意の上でやっている。なので悲愴な感じはしない。姉も、首が離れた弟の体で死姦してそのままの体勢で切腹し、仲介者の女の人が介錯している。
(サンプルのわりにけっこうクライマックスなページを惜しげもなく公開してある)
なんつーか、このー‥、凄いね、尊敬するね。これ、すぐ買お。
血みどろなシーンが多いわけじゃない(比較的)。自由な設定というかストーリーとか、あっさりしたカワイイ絵柄とかいろんなものが交じり合ってこの絶妙な雰囲気が出てるんだろな。
自分は流血イラストを描くときに、「シチュエーションが現実には有りえないんじゃなかろうか」、と気にしてしまうことがある。どうせもともと思いつきで描いてるんだから、もっと自由に個人趣味をストレートに表現すればいいのだ。細かいこと気にせずに。この「他殺志願」を見ててそう思った。
単品で公開しているグロ系イラストの中にも「気持ちいい死に方」という1枚があるけど、こういうの一回描いてみようかな。エッチしながら切腹とか斬首、って描いたことないし。
アブノーマルカーニバルにも参加されてたみたい。東京にいたら行ってたのにな~。
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