天気が良かったので彦根城行ってきた。JRの彦根駅から徒歩10分ぐらいで城に着く。
まず、大河ドラマ第1作目の「花の生涯」のロケに使われたという「埋木舎」に入った。ここは城の中堀の外にあるこじんまりした屋敷で、桜田門外の変で暗殺された大老井伊直弼が32歳までの不遇な前半生を過ごしたところ。「花の生涯」の主人公は井伊大老なのだ。
中堀の向こうには、江戸城かと見紛うばかりの立派な(言い過ぎ?)多門櫓が構えている。写真の横長な櫓の中半分は「開国記念館」になっていて彦根の歴史や幕末の開国に関する資料が展示されている。
中堀の内側にはさらに内堀がある。その内堀の橋を渡ると、復元した二の丸御殿に併設された彦根城博物館と、本丸へ登る急な石段が現れる。博物館は後回しにして石段を登っていくと、頭上に架かる木造の橋をくぐることになる。(左の写真)攻め登ってきた兵はまず、写真奥から橋の下をくぐり、写真右手にある鐘の丸というエリアに登ってから、橋を渡って写真左手の天秤櫓をくぐることになる。一度通った道の頭上にある橋を渡るっていうルートが面白くてかっこいい。
右は、天秤櫓をくぐって天守に向かう石段の上から天秤櫓の方を見下ろした写真。
さらにもう一つ櫓門をくぐると天守閣が現れる。天守の位置とルートの関係からか、登っている途中は天守の姿を拝むことができない。最後の太鼓門櫓をくぐった途端間近に現れる小ぶりながら華麗な天守にはちょっと感動してしまった。本の写真で見ると、「なんか上からギュッと押しつぶしたような背が低い小太りな感じの天守だな~」っていう印象だったけど、下から見上げると最上階が小さく見えてちょうどいいバランスに思えた。
天守内部の階段は物凄く角度が急で、例えでも何でもなくほとんど梯子同然だった。曲がりくねった丸太をそのまま使った梁は必見!
左の写真は西の丸方向から撮った天守。天守の足元から石段が下へ下っている。裏側から見た天守っていう感じだけど、左の写真の方向から見た天守より重なりあった石垣がかっこよくて好きだ。
直角に折れ曲がって先が見えにくい坂や石段がかっこいい。右は西の丸からさらに城の端っこの方へ向かう途中にある空掘に架かる橋。さっきの天秤櫓と同じように山の上にありながら堀と同じ役目をする堀切(尾根を分断するように深い溝が掘ってある部分)がここにもある。
そして、日に三度人前に姿を現すというもののけ「兜猫」…!自分を含め多くの人々の心を惑わし虜にしていた。
最後に寄った彦根城博物館には井伊家に伝わる赤備えの甲冑や能面、太刀なんかも展示されていた。刀の刃ってやっぱり綺麗だな~と改めて思った。
まず、大河ドラマ第1作目の「花の生涯」のロケに使われたという「埋木舎」に入った。ここは城の中堀の外にあるこじんまりした屋敷で、桜田門外の変で暗殺された大老井伊直弼が32歳までの不遇な前半生を過ごしたところ。「花の生涯」の主人公は井伊大老なのだ。
中堀の向こうには、江戸城かと見紛うばかりの立派な(言い過ぎ?)多門櫓が構えている。写真の横長な櫓の中半分は「開国記念館」になっていて彦根の歴史や幕末の開国に関する資料が展示されている。
中堀の内側にはさらに内堀がある。その内堀の橋を渡ると、復元した二の丸御殿に併設された彦根城博物館と、本丸へ登る急な石段が現れる。博物館は後回しにして石段を登っていくと、頭上に架かる木造の橋をくぐることになる。(左の写真)攻め登ってきた兵はまず、写真奥から橋の下をくぐり、写真右手にある鐘の丸というエリアに登ってから、橋を渡って写真左手の天秤櫓をくぐることになる。一度通った道の頭上にある橋を渡るっていうルートが面白くてかっこいい。
右は、天秤櫓をくぐって天守に向かう石段の上から天秤櫓の方を見下ろした写真。
さらにもう一つ櫓門をくぐると天守閣が現れる。天守の位置とルートの関係からか、登っている途中は天守の姿を拝むことができない。最後の太鼓門櫓をくぐった途端間近に現れる小ぶりながら華麗な天守にはちょっと感動してしまった。本の写真で見ると、「なんか上からギュッと押しつぶしたような背が低い小太りな感じの天守だな~」っていう印象だったけど、下から見上げると最上階が小さく見えてちょうどいいバランスに思えた。
天守内部の階段は物凄く角度が急で、例えでも何でもなくほとんど梯子同然だった。曲がりくねった丸太をそのまま使った梁は必見!
左の写真は西の丸方向から撮った天守。天守の足元から石段が下へ下っている。裏側から見た天守っていう感じだけど、左の写真の方向から見た天守より重なりあった石垣がかっこよくて好きだ。
直角に折れ曲がって先が見えにくい坂や石段がかっこいい。右は西の丸からさらに城の端っこの方へ向かう途中にある空掘に架かる橋。さっきの天秤櫓と同じように山の上にありながら堀と同じ役目をする堀切(尾根を分断するように深い溝が掘ってある部分)がここにもある。
そして、日に三度人前に姿を現すというもののけ「兜猫」…!自分を含め多くの人々の心を惑わし虜にしていた。
最後に寄った彦根城博物館には井伊家に伝わる赤備えの甲冑や能面、太刀なんかも展示されていた。刀の刃ってやっぱり綺麗だな~と改めて思った。
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