昔、秘密の花園には数本のササユリが自生していました。
藪だった斜面を手入れすると、陽の光を浴び、やがて40本ものササユリを見ることが出来ました。
ところが・・・
ある年、その殆どが根ごと掘り盗られ、当時のササユリは、たった一本に。
残った一本のササユリは丈夫で、毎年必ず咲いてくれるのですが…
花泥棒は、ササユリだけにとどまりません。
困ったニャ~
あのまま増えていたなら、この斜面はササユリだらけのはずだったね。
でもね、
あれから何十年もの年月が過ぎ、
今年初めて、蕾をもったササユリが出てきました^^
他にも、まだ蕾を持たないものを含め数本確認できました。
一本の、元気なササユリの種から、小さな芽が、
静かに、確かに息づいていたのだと思うと
とても嬉しいです!
自然の生命力は、ガッカリした私たちを元気づけてくれます。
(=^v^=)