川口市立グリーンセンターでタケに花が咲いていました
場所は池の奥、上り坂の右側、キンメイチクとカンチクの間です
右に見える黒いカンチクより高く、花は頭の上から垂れさがっています
手前の緑の稈の竹です 稈は径5㎝くらいで環は1本にみえましたが、後日もう一回見に行って環は2本と確認
奥に見えるうす茶色に緑の線のはキンメイモウソウチク
これは環が1本に見えるのですが、東屋のとこの林のラベルにはマダケの仲間(環が2本)、とありました。
環が2本ならキンメイチク、1本ならキンメイモウソウチク
ラベルを疑うわけではないのですが、キンメイモウソウチクではないでしょうか慣れてなくて自信ないです
右の細い竹、稈が黒いのはカンチク
花が咲いていたのはその間の斜めの竹
帰りに、大花壇のところで職員さんに行き会ったので、このタケ(ササ?)の写真をお見せして伺ったところ、わからないとのことでした
ご親切にもう2人職員さんが出てきてくださって、その場所ならマダケだということになりました。
そして職員さんは花は見たことが無いこと、花が咲くとタケは枯れることを教えてくださいました
疑うわけではないのですが、ご一緒に実物を確認したわけではなく、元同僚で植物がお好きなFさんが調べてくださったのですがマダケなら開花は120年に1度とのことです。
これがほんとに花なのか、この竹の品種はなんなのか
知りたくてもやもやしています
参考: ポケット図鑑野山の樹木p.313 庭木図鑑植木ペディア
後日2/5、センターの観賞温室でラン展を開催しておられる蘭の愛好会の方が一緒にこの竹とキンメイチクとラベルのある竹とを見に行ってくださいました
花が咲いたのはグリーンセンターができる前からここの山に自生しているタケであろうこと、
別件でキンメイチクとラベルにあるタケは太いし環が1本なので孟宗竹だろうことを確認してくださいました
そこでセンターのアンケートに書いて問い合わせたところ、後日回答が来ました
1、花が咲いていたのはマダケかハチクで、区別は難しい
いずれにせよ大変珍しいことで、古い職員さんでも開花の記憶が無い
2、キンメイチクはキンメイモウソウチクであるのを確認、ラベルを変更する
とのことでした
3,もう一件、サボテン温室のフイリバリュウゼツランにも数十年に一度の開花が見られていますが、らべるの和名がまちがっている。これにはフイリウスバリュウゼツランではないか。これもに訂正するとのことで、2
追記:
3)2月12日に行ってみたらリュウゼツランのラベルが訂正されていました
1)グリーンセンターの公式インスタグラム2/12にタケの花の写真と紹介文が発信されているのを2/20に発見しました。発信するなら教えてよ~~~
追記:
タケの研究者の久本洋子先生という方のコラムを見つけました
2015年頃から香川・静岡・埼玉・千葉でハチクの開花情報が上がっており、2028年がピークと推定されているとのことです
川口グリーンセンターのタケは、このハチクの可能性が高いと思いました