ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

柳の木の下に

2009-12-13 11:47:00 | ノンジャンル
同じ柳の木の下に、どじょうは2匹いませんねぇ(笑)

毎週あちこちのリサイクルやさんへ回るのですが、

「どーでもいいや、売れれば」と言う捨て値品にはそうそうぶつかりませんね。


数千円~1万円程度で買える「ビンテージ」ギター探しです。

もっとも私は皆さんのようなハカランダ信者ではないので、比較的自分の気に入った物を見つけやすいと言うこともありますが。


まぁハカランダもあれば買いますけれども(笑)


ヤマハのL-10は一応ハカランダでしたが、正直今書くと、しょーもないギターでしたねぇ。
(下で良い音とか誉めて変ですが、実はあまり響きがよろしくないのです。上っ面だけで鳴っているような感じです。弦鳴りと言われる方が多いのもうなずけます。)


最近の方がよっぽどマシな気がします。

やはり、材料うんぬんもそうですが、80年前後のバンドブーム時代のヤマハはどうも「作り」がよろしくない。

作りっつても、ヘタクソとかではなく、音作りのことですね。

FG赤ラベルやグリーンラベルのように、材料の悪さは作り手の腕でカバー?と言うのもアリですが、所詮合板ですから、それ以上の音はいつまでたっても出てきません。

しかし、悪くなることもありません。

何より、年月を経た味わい深い音ではありますし、それがファンの心をつかんでいるのですね。

因みに、合板の特徴は、ドスンとくる低音にあります。
トップまで合板にしますと、こもった音になりがちで、それをブレース(ブレーシング)で色々といじくったり、終いにゃ胴を薄くして音の調整をするのが通常です。

なので、よく「低音が凄い」とかいいますが、合板ではごく当たり前なんですけれども。


まぁそれは別としても、70年後半から80年前半くらいのヤマハのネックは一体どーなってんの?と言うくらいグニャグニャです。

エレキはそんなこと無かったので、アコギの職人に問題ありそうです。

高い価格のは別としても、中級価格帯でこれでは・・・。

テンションについては、ブリッジピン穴に入っている弦の為のスリワリ、これが深すぎるのですよ。

浅くするのは難しいので、シリコンでも吹き付けるか、少し広げちゃったほうが良いかも知れません。

さて、我がモーリスTF810ですが、やはりサビたペグはいやだなーと、いつもの楽器屋さんに足を運びました。

色々と出してきましたが、「タカミネについていたゴトーのだけどどう?」と箱から出してきました。

店主いわく「とても綺麗ですし、ビスを見ても使っていないかもしれません」なんて言ってました。

私は目が悪いので、イマイチ良く分からないのですが、3200円でどう?と言うので買ってきました。

で、箱を開け、取り出して見てビックリ


メッキが浮いてガサガサ・・・何が使ってないかもだよ!


ちとだまされた気分
(売れねーからてきとーな事言ったな)



しかも「タカミネ」ってホンマに書いてあるし。(これは言っていたか)


ペグのビス穴もてんで方向違い


安く買ったギターだから仕方ないか・・・と諦めモード

本体に別の穴は開けたくないけれども、仕方ないや、やっちまおう。


ネジ穴はお得意の爪楊枝と黒マジックです。


で付けたのがコレ




ビス穴がなんとも悲しい・・・


しかも、ゴールドメッキが浮いていたので、ポリッシングしたら、見事にシルバーになっちまいました^^;;


当たり前か?


なんか、取り替えた意味が無い気がして・・・今回はちとブルーな結末でした。


3200円がものすごく高い気がして、後悔しきりです。


でも、いっぱい弾いてあげないと、もっと可哀想ですね。

クラシックを練習中に飽きたらこっちを弾いています。

楽しいですよ!