私は、ほとんどの方がご存じの通りの多趣味人間です。
ただ、追求しつづけると、終わりがなくなるわけで、その後には破産と言う言葉しか残らない。
そうならない為に、どこで身を引くかが重要な問題です。
最近までやっていた双眼鏡
こいつは、自分の目が悪くなっては、それ以上進んでも意味無い、ろくすった見えないのに、酔いも悪医もあったもんじゃない。
幸い、世界最高峰を手に出来、また沢山の双眼鏡を覗いてこられた。
特に、ツァイス6X42スキッパーや8X56DSで覗いた景色は、切り取った絵はがきのようで本当に素晴らしい。
一部の人にしか味わうことが出来なくなってしまった昨今では、本当に残念です。
しかし、最後の締め、上がりの双眼鏡となったのは、実はスワロ10X42ELと言いたいところですが、ミヤウチビノン7X50が我が家に来てからです。
ミヤウチの鈴木社長は癌との闘病生活の末に、わざわざ私とN氏とあと一人(は存じておりませんが)の為に、対物設計を変更して、良造範囲を広げた第二世代の双眼鏡を、復帰後真っ先に作り、私たちのワガマママニアの為に送ってくれたのでした。
まだ改良の余地はありますが(視野環の位置補正で直ると思います)もうこまでやってくれたのですから、ありがとうございましたと、心からお礼を言いたいです。
さんざっぱら文句言ってましたが、まぁ若気の至りって事で許してください。
ツァイスのK氏も色々とお世話になりましたが、お礼を言う機会が有りませんでした、この場を借りてお礼申し上げます。
まだ若いと言いつつも、もう50まですぐそこ、本来の老後生活へ向けてシフトするべき時が来たようです。
身体は弱い方なので、やはり自身心配であります。
双眼鏡はこうして上がれたのですが、オーディオ・・・まずカーオーディオ、これはもう「運転」出来ませんから辞めて当然。
自室のオーディオも、先日のようにジャンクあさりはするとは思いますが、それ以上はしないですね。
そもそも必要ないですから・・・壊れたら考えます。
チャリ・・・腰がいてーから、これも無理
(座骨神経痛がしんどい)
ギター・・・もう十分です。ばね指で、あまり弾けませんし。
ラミレスを買えたのはうれしかったです。
で、時計
前置きがすんごーーーーーーーく永くなりましたが、時計はブランパンでもうおしまいと思っていました。
しかし、心にまだ隙間が空いています。
なんなんだろう???
他に欲しかったのはショパールのLUC1.96、APのロイヤルオークジャンボ、バセのシャンベランくらいです。
いや、そこに重大な事が隠れていました。
ショパールLUC1.96は見に行きましたが、あまりときめきませんでした。
ロイヤルオークジャンボ
シースルーから見えるルクルト920のムーブはとても綺麗です。
ブレスのステンもとても良いい゛す。
これだっ!
お金をにぎって買いに行きました。
そして、お金を払う前に再度、ブレスを付けさせてくださいと頼んで、着けてかがみで見ました。
ん?
なんか違う
いや、これはやめたほうが良い
とっさの判断でやめました。
私には似合わない、もっと若い人がする時計かなとか、いや、歳とってもそれなりの人だったらとか・・・
望んでいた白文字盤でとてもよかったのですが、一晩考えることにして、予約表をもらって帰りました。
帰宅後、写真を見て「何か違う・・・でも欲しい」
そんな事を親父とメシ喰いながら喋っていたら、昔、銀座の一新時計(ちがーう、日新堂だー)で見たバセロンのシャンベランの事の思い出話が出た。
「あれは素晴らしかったな、あんなのまだ売ってるのか?」
その言葉でピクンと来た
自分の本当の上がり時計はブランパンではなく、やっぱりバセ(今はヴァシュロンだけど、俺が見たときはバセロンだったからこれでいいのだ)のシャンベランだ。
その時見たYGで国内最後の1本でした。
「今バセロンが出ていたらソッコー買うな」
そして2週間後
出ました~~~♪
待った甲斐がありました。
ってか買わなくて良かった・・・APを。
で、本日待ちこがれていたシャンベランか我が家にやってきたのです。
親父とお袋と一緒にフタを開け
「おぉーーー!」と歓喜の雄叫び
貯金じゃ足りなくて、借金しちまったけど、まぁ頑張ってまた働こう。
どうしてもダメになったら売ればチャラになるし。
ムーブを見た瞬間、
「これで上がれる」
とホッと方をなで下ろしました。
11年間待っていた時計
よそ見せず、この時計だけ見ていれば、こんなに遠回りしなかったのにな、と言いつつ、趣味ってそんなもんだよなと思います。
趣味で、早く上がれる為には、最初に感動した物を一刻も早く入手する事なんだろうけれども、生活もあるし、そうそう夢が叶う人は少ない。
そのために、もの凄い労力をはたいた人がほとんどです。
それでも買えないのですよ。
バセロン・シャンベラン
私はこの時計に感謝しなくてはなりませんね。
やっと私の手のひらに乗ったのですから。
いつもこの本を見ながら「良いなー」とうらめしい気持ちでいっぱいでした。
手彫りのローター、18KYGと白の文字盤の柔らかい雰囲気、2針のシンプルさ、ドルフィンハンド、ローマインデックス、ジュネーブシール、ルクルトの920ムーブ(Cal.1120-2)、レール・・・
美しい時計の代名詞です。
バセロンコンスタンチン・シャンベラン
PS?ビンボー人なんで、純正のクロコはもったいないので、他のクロコに変えてもらいました。
ただ、追求しつづけると、終わりがなくなるわけで、その後には破産と言う言葉しか残らない。
そうならない為に、どこで身を引くかが重要な問題です。
最近までやっていた双眼鏡
こいつは、自分の目が悪くなっては、それ以上進んでも意味無い、ろくすった見えないのに、酔いも悪医もあったもんじゃない。
幸い、世界最高峰を手に出来、また沢山の双眼鏡を覗いてこられた。
特に、ツァイス6X42スキッパーや8X56DSで覗いた景色は、切り取った絵はがきのようで本当に素晴らしい。
一部の人にしか味わうことが出来なくなってしまった昨今では、本当に残念です。
しかし、最後の締め、上がりの双眼鏡となったのは、実はスワロ10X42ELと言いたいところですが、ミヤウチビノン7X50が我が家に来てからです。
ミヤウチの鈴木社長は癌との闘病生活の末に、わざわざ私とN氏とあと一人(は存じておりませんが)の為に、対物設計を変更して、良造範囲を広げた第二世代の双眼鏡を、復帰後真っ先に作り、私たちのワガマママニアの為に送ってくれたのでした。
まだ改良の余地はありますが(視野環の位置補正で直ると思います)もうこまでやってくれたのですから、ありがとうございましたと、心からお礼を言いたいです。
さんざっぱら文句言ってましたが、まぁ若気の至りって事で許してください。
ツァイスのK氏も色々とお世話になりましたが、お礼を言う機会が有りませんでした、この場を借りてお礼申し上げます。
まだ若いと言いつつも、もう50まですぐそこ、本来の老後生活へ向けてシフトするべき時が来たようです。
身体は弱い方なので、やはり自身心配であります。
双眼鏡はこうして上がれたのですが、オーディオ・・・まずカーオーディオ、これはもう「運転」出来ませんから辞めて当然。
自室のオーディオも、先日のようにジャンクあさりはするとは思いますが、それ以上はしないですね。
そもそも必要ないですから・・・壊れたら考えます。
チャリ・・・腰がいてーから、これも無理
(座骨神経痛がしんどい)
ギター・・・もう十分です。ばね指で、あまり弾けませんし。
ラミレスを買えたのはうれしかったです。
で、時計
前置きがすんごーーーーーーーく永くなりましたが、時計はブランパンでもうおしまいと思っていました。
しかし、心にまだ隙間が空いています。
なんなんだろう???
他に欲しかったのはショパールのLUC1.96、APのロイヤルオークジャンボ、バセのシャンベランくらいです。
いや、そこに重大な事が隠れていました。
ショパールLUC1.96は見に行きましたが、あまりときめきませんでした。
ロイヤルオークジャンボ
シースルーから見えるルクルト920のムーブはとても綺麗です。
ブレスのステンもとても良いい゛す。
これだっ!
お金をにぎって買いに行きました。
そして、お金を払う前に再度、ブレスを付けさせてくださいと頼んで、着けてかがみで見ました。
ん?
なんか違う
いや、これはやめたほうが良い
とっさの判断でやめました。
私には似合わない、もっと若い人がする時計かなとか、いや、歳とってもそれなりの人だったらとか・・・
望んでいた白文字盤でとてもよかったのですが、一晩考えることにして、予約表をもらって帰りました。
帰宅後、写真を見て「何か違う・・・でも欲しい」
そんな事を親父とメシ喰いながら喋っていたら、昔、銀座の一新時計(ちがーう、日新堂だー)で見たバセロンのシャンベランの事の思い出話が出た。
「あれは素晴らしかったな、あんなのまだ売ってるのか?」
その言葉でピクンと来た
自分の本当の上がり時計はブランパンではなく、やっぱりバセ(今はヴァシュロンだけど、俺が見たときはバセロンだったからこれでいいのだ)のシャンベランだ。
その時見たYGで国内最後の1本でした。
「今バセロンが出ていたらソッコー買うな」
そして2週間後
出ました~~~♪
待った甲斐がありました。
ってか買わなくて良かった・・・APを。
で、本日待ちこがれていたシャンベランか我が家にやってきたのです。
親父とお袋と一緒にフタを開け
「おぉーーー!」と歓喜の雄叫び
貯金じゃ足りなくて、借金しちまったけど、まぁ頑張ってまた働こう。
どうしてもダメになったら売ればチャラになるし。
ムーブを見た瞬間、
「これで上がれる」
とホッと方をなで下ろしました。
11年間待っていた時計
よそ見せず、この時計だけ見ていれば、こんなに遠回りしなかったのにな、と言いつつ、趣味ってそんなもんだよなと思います。
趣味で、早く上がれる為には、最初に感動した物を一刻も早く入手する事なんだろうけれども、生活もあるし、そうそう夢が叶う人は少ない。
そのために、もの凄い労力をはたいた人がほとんどです。
それでも買えないのですよ。
バセロン・シャンベラン
私はこの時計に感謝しなくてはなりませんね。
やっと私の手のひらに乗ったのですから。
いつもこの本を見ながら「良いなー」とうらめしい気持ちでいっぱいでした。
手彫りのローター、18KYGと白の文字盤の柔らかい雰囲気、2針のシンプルさ、ドルフィンハンド、ローマインデックス、ジュネーブシール、ルクルトの920ムーブ(Cal.1120-2)、レール・・・
美しい時計の代名詞です。
バセロンコンスタンチン・シャンベラン
PS?ビンボー人なんで、純正のクロコはもったいないので、他のクロコに変えてもらいました。
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