今日2月28日、新宿のスタジオアルタが閉館してしまいました。
ここに限らず、時代の波に掻き消されていく街の姿に
ただただジジイとしては寂しく思うのです。
そんな中、我が町でもまた一つともしびが消えました。
名前は、ディスカウントスーパー”大黒屋堀切店”です。
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このスーパーは、1986年12月1日にオープンしました。
会社名は(株)大黒流通チェーンで、その一号店として、ここ大黒屋堀切店となったのですが、貴金属質店の大黒屋とは無関係ですし、あちらはもう少し後にできましたね。
当時、私が24歳の時、建築屋で働いていたころで、街はバブル真っ只中、このスーパーも大変賑わっていました。
とにかく、水曜日はポイントが5倍付くということで
レジまでの道のりが遠く、長蛇の列が店内をぐるりと一周してしまうほど
そんなお店も、昨今の大型店競争には勝てず(と言うか、単に経営がうまくいかずにM’&Aで身売りした結果です)近所にオーケーストアが出来たこともあり客数が激減してしまったのは残念です。
(まあ、大黒屋が出来たことで、消えた商店もあるのでしょうが)
このお店は果物が良いものが多くおいしかったです。
また、お米も良いものが置いてありました。
私個人的には、出来たばかりのころは、カー用品や家電を良く買いに行きました。
ソアラに乗っていた当時を思い出します。
その後建築会社をやめ、28歳から60歳の定年退職までお世話になった問屋に努めたのですが、真夏の暑い会社帰りに、大黒屋に寄って、ビールと干しあんずとレーズンチョコ買って、近所の荒川河川敷の護岸のコンクリートに寝っ転がって夕涼みしながら飲んで食べてをしていました。
干しあんずとレーズンチョコが大好物なのでした(笑)
で、今日が最後でしたので寄ったのですが、もうお客さんが私一人しかいなくて、解体業者さんが棚とかを壊していて、ほとんど物もなく、とても寂しくなってしまいました。
最後にレジのお姉さんに「本当に最後なんですねえ、寂しくなりますね」とお声をかけたら、軽く会釈してくれました。
↓最後に買ったのは、チョコ・・・LOOKはなんとバレンタインバージョン?!
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この案内を見たときには、本当に愕然としました。
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長い間大変お世話になりました。
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