自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

広野町の人々の夢

2012-03-24 07:09:47 | 被災地へのアートセラピーによる支援
ボクたちが、「いもにあーとプロジェクト」を通してかかわりを持っている、福島県広野町の方々。


さぶがもう1年間、つながり、様々なサポートをし続けています。



2012年に入ったころ、いわき市に避難している4人のお子さんがいるASMさんと電話で話したこと。


復興に期待しながらも、あまりにもその日は遠い。


いつ、広野に帰れるのかもわからずに、将来の夢は描きにくい・・・・と。



奪われた被災者の方々の日常を取り返すことは、ボクたちには到底できないこと。


希望ある未来を約束することだってできない。


でも、ボクたちには、ワクワクする環境を作り出していくことはできる。



2012年度は、子ども未来研究所の毎年恒例の「ものがたり展」は、おやすみ。


「だったら、福島で『ものがたり展』をやろうよ」

「復興はあまりにも遠い先だから、手が届く未来に目標を持ってみたら・・・」


本部ののりちゃんは、ボクの伝える“思いつき”を、いつもちゃんと受け止めてくれて、それだけじゃなくてカタチにしていきます。


さぶと、打ち合わせをし、広野町の切り絵の先生お二人、ASMさんとKYMさんにもそれを伝えて・・・



『広野町切り絵クラブ やってみっかい、がんばらないかい、絆でいくかい』


と言うプロジェクトがスタート。


このあたりのいきさつは「IMONI ART PROJECT ~アートセラピーによる震災ケア in 福島~」のブログをご覧ください。



前代未聞、「切り絵の大合同画まんだら


下絵を、切り絵の大先生KWSさんにお願いし、それをさぶがさらに切り絵用に作成。



巨大な「広野町の風景」を描いた切り絵の下絵が誕生しました。



現在、毎週日曜日に広野町の方々によって作業が進んでいます。


そして、その展示会場が決定しました。


ナント!!!

『いわき市美術館』

美術館で展示してもらえるなんて、びっくりです。


期間は 6/23~7/8です。


まだ少し先の話ですが、実は、もう一つ4月下旬からの展示会場が決まりそう。


おまけに、期間限定の子どもの教室も一緒に併設される可能性があります。


子ども未来研究所の出張アートセラピー教室ってわけです。


いわき市には、他の地域から避難している家族がいるのと同時に、いわき市の市民がいわき市を出て避難生活をしているという、複雑な事情を抱えてえいます。


町を元気にするには、まずそこにいる一人一人が元気になっていくこと。


そんなお手伝いをしていきたいと、強く感じています。


出張アートセラピー教室は、4月後半から毎週日曜日(予定は8週間)に開催する予定。


またボランティアを募集します。



1回でも参加できる方、本部ののりちゃんに連絡してください。

noriko@cof.or.jp

03-3779-1236


また詳しい報告をします!


















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