自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

柴ゼミ

2008-06-21 18:19:35 | ファンタジー
7月6日に「柴ゼミ―Ⅲ」があります。

この柴ゼミは、ボクの「大人のための児童文学セラピー講座」の、生徒さんのために開かれている講座です。

講師をしていると、自分の「知っていること」や「うまくいっていること」を繰り返しやりたくなります。
もちろん、それはそれで、とても大事なことなんですが、ボク自身の成長はなくなります。

同じことの繰り返しは、幼児期の心の成長に重要なプロセスです。
でも、成人になったボクたちは、「成長」や「成熟」を無意識から求められるのです。そのことを、怠けていると、手痛いしっぺ返しを食らいます。

でも、あまり成長や成熟に気を取られてしまうと、今度は大事な「何か」を見失ってしまうのです。

次回のテーマは「老と若」
ゲド戦記第3巻の「さいはての島へ」を参考に、ボクたちの生きるべきすべを探します。

今日は、一日中、その準備に追われています。
この柴ゼミの準備のための勉強は、ボクにとって自分自身へのチャレンジであり、「何か」を探す大事なプロセスでもあるのです・・・・が、クエストのスタジオで、頭をかきむしりながらやってます。


ボクも、ひと昔前であれば、「老」の仲間です。
ゲドの「さいはての島へ」の旅も、同じ年齢(設定ではもう少し若いぐらいかな)なのです。

「今」を生きるゲドの至極のひと言ひと言が胸に響きます。
時間の流れの中で生き、目的を見失ってしまう若きアレンの心の葛藤に、あの「秋葉原の事件を起こした犯人」の葛藤が重なります。

児童文学やファンタジーに描かれている世界や内容は、決して絵空事ではありません。ボクたちの現実を、ものの見事に映し出しています。

そして、人生をいかに生きるべきか、たくさんのヒントを与えてくれるのです。

あー、でももうきょうは終わりにしようっと。
やーめた!





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