手をつなぐ

ボクのクラスのホリスティック心理分析コースでは、毎回3回目が集中セッションです。
これは、アートワークセラピーコースも同じですが、それぞれに内容の濃い3日間を過ごすことになります。

受講生が真剣にセッションに取り組むだけでなく、そのサポートをする研修生がいます。

先週金曜日からの3日間は、大阪コースの集中セッションでした。

研修生4名とコーディネーター。

この5人が、お互いの信頼の中で、受講生をしっかりとサポートしていくわけです。

研修生の一人が、この3日間を迎えるにあたって、貴重な経験をしました。内容は伏せますが、彼女にとっては、まったく新しい自分を見つめるきっかけになった体験でした。

さらに、初日に、彼女にとってはまたまた直面してしまうことが起きてしまいました。

すべては「必然」
そんなメッセージを知ってはいても、いざ目の前に現実を突きつけられてしまうと、うろたえてしまうし、誰だって落ち込みますよね。

でも、彼女は見事にやり遂げました。

その彼女が、したことはとても素敵な選択でした。

研修生のチームに、（休憩のたびに）「手をつないでほしい」と伝えたこと。

一人でしっかりと生きてきた彼女にとっては、なかなかしない選択だったと思います。

休憩のたびに、ふと見ると、チームがつながっています。

受講生たちが真剣なだけに、自分の戸惑いで影響を与えるわけにはいかないという、彼女なりの選択だったようです。

つながる様子を見ていると、この4人の研修生チームが、みごとに信頼の中にいることがうかがわれました。

「手をつなぐ」
恋人同士や、小さな子どもの手を取る親子には当たり前のこと。

でも、こんな小さな行為が、実は人と人をつなぐ大切なこと。

冬を迎えて、手の冷たさを気にすることもあるかもしれません。
それを超えて、誰かと手をつないでみましょうよ。

少しだけ世界とつながる感じがします。

最近、誰かと手をつなぎましたか？
きっとあったかい手が待ってますよ。