自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

「ネアンデルタール人の血 人にも」 朝日新聞

2010-05-07 07:43:46 | ひとり言
今朝の新聞読みました?

相変わらず、普天間問題やらギリシャ経済の緊急事態によるデモなんかが、一面を飾っています。


でも、ボクが目を見張った記事が一つ。

日経新聞にも載っているぐらいですから、きっと各紙に掲載されているんだと思います。


ネアンデルタール人は3万年前に絶滅したといわれています。
「ネアンデルタール人」と呼ばれているのに、つい最近まで現在の人類とは無関係といわれていました。

「ネアンデルタール人の血 ヒトにも」 朝日新聞
「ネアンデルタール人のゲノム解読 絶滅の謎、解く手掛かり」 日経新聞


どうですか、この見出し!

ボクは何よりも先に読みました。


ドイツにマックス・プランク進化人類研究所があって、「関連性なし」と言い切っていたのに、今回はその研究所の発表として、今朝の新聞に載っているのです。

衝撃的な発見だと言えるでしょうね。


以前のブログでも何度か紹介している『エイラ~地上の旅人』は、クロマニヨン人のお話。

ところが、ネアンデルタール人がまだ絶滅する直前の話の為に、クロマニヨンとネアンデルタールが敵対しながら共存していた時代という設定です。



当然、平頭?と呼ばれていたネアンデルタール人は、人を愛するとか、命を尊ぶといったあ人間として当たり前の感覚を持ち合わせていなかった、と信じられていたため、「動物」とほぼ同格扱いだったのです。


実際のところは、埋葬の儀式の後も発掘されるほど知能は進んでいたようなのですが、いずれにしろ3万年前には絶滅してしまったのです。


今朝の記事では、アフリカで生まれたとされる共通祖先から「人類コース」と将来絶滅してしまう事になる「ネアンデルタール人のコース」に分岐して行った後、どうやら、お互いが「交雑」していたという事らしい。


エイラの中でも、このネアンデルタールとクロマニヨンの「交雑」に関しての話がありましたが、その結果生まれた子供は、どちらの部族にも入れない運命を背負い、生きる事が出来なくなるのです。


ヒトって何だ?
いつからボクたちは「ヒト」になったんだ?


アフリカを出た「ヒト」たちは、北ヨーロッパに渡り、さらに北極やアラスカを経由して大陸を移動していく。


さらには、その移動の結果がさらに流氷に乗ってやってきたという網走のモヨロ貝塚(アイヌ文化よりもずっと前のオホーツク文化)にまでつながっているのです。

この間約10万年。


生命は確実にバトンされてきました。



ボクの命が、また時を重ねてどのようにつながっていくのか、まさに不可思議。

間違いない事は、「今日の一歩」も、そこにつながるという事。



さぁ、一生懸命今日を生きて来よう!









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