自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

第4期アートセラピー講座修了の春、そして福島避難所でのはじまりの春

2011-03-27 07:45:27 | ボクのクラス
昨日は、風の強い一日でした。


先週の水曜日に、母親をいつも通り病院に連れて行った時のこと。


最近は、痛みを訴えながらも、自立歩行をしていて、買い物用のバギーを押しながら歩いています。


その日は、突然の強い風で、ボクですら歩くのが大変。


駐車場までのほんの20メートルほどの距離を、バギーを押す母親の横で身体を支えていたのですが、風の強さに一歩も歩けません。


後ろから支えながら歩いても、危うく吹き飛ばされそうになるほどでした。


昨日の風も強かった。



それでも、咲き始めのこぶしの花は、しっかりと白い花びらを開いていました。



春なんですよね。


地震や、この寒さで「季節」を味わうのを忘れていました。


昨日は、全5回の「アートセラピー講座」の最終回。


都合で欠席された方も多かったのですが、参加された受講生のお一人は妊婦さん。


希望の光が、またひとつこの世界に誕生するのを待ち望んでいます。


絵本の『はなをくんくん』のように、ボクたちも知らずに春の気配をかぎ取っているはずです。



saoriが福島の避難所で画材を持って行きました。



午前、午後と長い時間、子どもたちと絵を楽しんだようです。



高齢者も、ちらほらと。


春を待つチューリップの花や、「春よ来い」とメッセージが添えられたイチゴの絵もあったそうです。



saoriからの、報告メールを彼女の許可が取れ次第、皆さんにもお見せします。



始まりました。


避難所での絵には、「春」が描かれていたようです。


ライフラインがまだしっかりと確保できていない避難所は、食事はまだ一日2回なのだそうです。


安心で安全な場がまだ出来ていない状況の中でも、避難所にいる皆さんの心には、春が訪れてきたようです。


はじまりの春。


希望の春。


来週火曜日に、本格的なセッションをするそうです。


春よ来い!






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