自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

夏本番に向けた「ばば対策」

2011-07-06 06:56:15 | ばばファンタジー
毎年5月か6月に、ボクの母や、母の姉妹たちを連れて小旅行に出かけています。


あいにく、今年はボクの母が旅行をするだけの体力ありません。


他の姉妹たちは元気なのですが、昨年末の転倒以来すっかり体力が衰えてしまいました。



でも相変わらず「口」だけは達者です。



ばば語録はここに書ききれないほどに連発されますが、最近はもっぱら病院までの小旅行?が増えています。




昨日も、点滴。




これは本人の希望です。




もともと食は細いのですが、「あんまり食べられない」と訴えます。


確かに驚くほどに体重は軽く、途上国の栄養失調の子供かと思われるほどに痩せてはいるのですが気は強い。



お医者さんに、「点滴には栄養はありません」と言われているのですが、


「それでもうって欲しい!」と、はっきりと訴えます。



結局一時間ほど点滴をうって、


「あー、よく寝た・・・・」と、帰り際にトイレへ。



「全部おしっこで流れたね、ふふふ」と、笑いながら話します。



今や病院通いが趣味のようにも見えてきます。




先週も病院に連れて行った帰り道、お昼ごはんを食べることになったのですが、


「何を食べたい?」と聞くと、すぐに



「ハンバーグ!」



まるで子供です。


その前は「エビフライ」でしたから。



最近は、歩行困難者用の特別許可証があるので路上駐車が出来るようになりました。



そこで、品川駅前のつばめグリルへ。



あのハンバーグ、結構たっぷりしていますが、なんと、ボクの母は、それペロッと食べてしまうのです。



食欲が無い・・・と言う言葉の意味がわからない。



海老フライの時もそうです。



ボクは、海老フライにそんなに興味が無いせいもあるけれど、海老フライを食べさせてくれるレストランがすぐに思いつきませんでした。



ネットで調べて、恵比寿に見つけて…そこでもペロリ。


一体彼女の「食欲が無い」と言う意味はどういうことなのか…


トマトが嫌い、人参も好きじゃない、ニンニクが嫌い、サバは身体がかゆくなる、セロリは食べたことが無い、醤油は濃い口じゃなきゃだめ、お茶は苦くなきゃだめ・・・・・


「少しは食べてみなよ」とボクが言っても、首を横に振るだけ。



グロースに連れて行く子どもたちはチャレンジするのですが・・・。



この母親のもとで、ボクはよく育った、と自分をほめてあげたい程に好き嫌いが多い。



当然、ボクも小さい頃は好き嫌いが多く、食べられるものが少なかった。


でも確か中学校に上がるときに、「このままじゃいけない」と漠然と思って、その後一念発起して食べず嫌いを克服してきたことを思い出します。



まぁ、この勢いで、この暑い夏を乗り越えてくれればありがたい。









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2 コメント

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夏は特に。 (あーみん)
2011-07-06 12:12:43
我が家のばば。夏はいろんな意味で要注意。時々、血圧計を抱きしめてひっくりかえってる(;´Д`)
本人は認めてないけど、主食!?がアルコール。
毎日の口癖は「今日も朝から何も食べてない」や「何も食べたいとも思わない」と言いつつ、気付くと大好きなおせんべいをボリボリ…
それでも趣味のおつかいと家事は欠かさない。びっくりするほど重たい荷物を担いで帰ってくる。
我が家のばばの傾向は『食欲がない』より1人で『何を食べたらいいか分からない』、『1人では食事をしたくない』みたいな感じの方が強いかも。
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なるほど (しばしば)
2011-07-07 07:20:49
たしかに、長年一人で食べているのでどうでもよくなってしまうのかもしれない。

ただ、一緒に食べていても、文句はたくさん吐きだされてくる。

最近ひとりごとなのか、話しかけてるのか判別がしにくくなってきています。
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