2010ばばファンタジー3日目 ＦＩＮＡＬ

三日目の朝。

どうやらばばたちは、すっかり寝過しているようです。


ボクは5時に起きだして、風呂につかって富士山をたっぷりと拝みました。

　部屋のベランダから望む、早朝の富士


夏の朝は、まだ見える確率が高い。


次第に気温の上昇とともに、富士山が雲に隠れてしまうのです。



ところが・・・


きょうは、ばっちり！


朝食会場横のテラスで記念写真をパチッ！と、撮っていただきました。

　


いつまでこの毎年の旅を続けることができるのかは、わかりませんが、続く限り滅私奉公させていただきます・・・。



さて、今回の旅の中では、ボクなりに、かなり大事な話を聞くことができました。

そして、そのことのお蔭で、ボクの中に流れている齊藤家（母方）の血が受け継いでいるものをはっきりと認めることができたのです。


かなりプライベートなことなので、詳細は省きますが、人生の中で受けたとんでもない出来事に、正直に、そして忍耐を以って受け止めてきた家系であることだけは間違いありません。


ひとり一人、例外なく。


そのことを、心の奥底にとどめ、何も語らず忍んできたのです。


さらに、この姉妹たちは、なんといっても長女であるおみっつぁんを頼り、敬愛していることが言葉のはしはしに伝わってきました。

8人兄弟姉妹の長女として、家計を助けるために自らを犠牲にし、いや、そうせざるを得ずに幼いころから奉公に出ていたおみっつぁん。


あらためて、こんなふうに母がこの時この年齢を迎えたことを、ボクの気持ちはうれしいやら、なんともせつないやら・・・・。


ばばたちよ！

来年もまた、この珍道中にいざゆかん！


そして、ばばファンタジーFUNのみなさま、お付き合い、ありがとうございました。

今年の珍道中記はいかがでしたでしょうか？

お楽しみいただけましたか？


実はここに書ききれない小ネタが山ほどあるのですが、残念ながらボクの記憶力の限界でとどめ置くことができませんでした。


誰か、追跡記者でも雇いたいくらいです。


また、次回を、お楽しみに！



２０１１年につづく・・・・