友人のお母様が亡くなった。
お会いしたことはなかったけれど、ご遺影の微笑みからその優しさが偲ばれる。
「たくさん泣いた」と友が言っていた。
もう、声を聴くことも触れることも出来ないわけだし、今まで当たり前のようにいてくれた存在が(特に母親が)この世から旅だつのだから、悲しみは深い。
でも、うっすらと目に浮かぶ彼の涙は綺麗だった。
ボクの父親が旅立ったのはもう17年前。
同じ7月だった。
亡くなった当初は、息子と父親という当たり前の関係を築けなかったことに、取り戻せない悲しみがたくさんあったのを覚えている。
でも、今になってみて、きょうまでの17年間、生前では考えられない程父親と会話をしてきている。
きっとこれからも。
生きている間にできることがあるのに、生きている間にはなかなかそれができないことがある。
幸い、ボクの母親は毎年のように骨折をしてはいるものの(現在は右ひじ骨折中)、施設でボケもせず元気でいてくれている。
出来るだけの事をしてあげようと思いながら、心配されるのはいまだにボクの方。
還暦を迎えようとしているボクに、
「あんた、大丈夫なの?」
プレッシャーを感じる言葉ではあるけれど、この世にいてくれるからこそ聴ける声。
今のうちに、たくさんの声を心に響かせておこう。
伝えきれない思いや、たくさんの後悔はあるけれど、まだこれからも創りだしていけるはずだから。
ご冥福を祈ります。
お会いしたことはなかったけれど、ご遺影の微笑みからその優しさが偲ばれる。
「たくさん泣いた」と友が言っていた。
もう、声を聴くことも触れることも出来ないわけだし、今まで当たり前のようにいてくれた存在が(特に母親が)この世から旅だつのだから、悲しみは深い。
でも、うっすらと目に浮かぶ彼の涙は綺麗だった。
ボクの父親が旅立ったのはもう17年前。
同じ7月だった。
亡くなった当初は、息子と父親という当たり前の関係を築けなかったことに、取り戻せない悲しみがたくさんあったのを覚えている。
でも、今になってみて、きょうまでの17年間、生前では考えられない程父親と会話をしてきている。
きっとこれからも。
生きている間にできることがあるのに、生きている間にはなかなかそれができないことがある。
幸い、ボクの母親は毎年のように骨折をしてはいるものの(現在は右ひじ骨折中)、施設でボケもせず元気でいてくれている。
出来るだけの事をしてあげようと思いながら、心配されるのはいまだにボクの方。
還暦を迎えようとしているボクに、
「あんた、大丈夫なの?」
プレッシャーを感じる言葉ではあるけれど、この世にいてくれるからこそ聴ける声。
今のうちに、たくさんの声を心に響かせておこう。
伝えきれない思いや、たくさんの後悔はあるけれど、まだこれからも創りだしていけるはずだから。
ご冥福を祈ります。
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