「大人のために児童文学講座」の受講をしている、ユカコさんが、ボクに素敵な本をプレゼントしてくれました。
『奇跡のリンゴ』です。
最近、本屋さんで平積みになっているのを見かけましたが、特に手にとって読むことはしませんでした。
「あー、これ本屋さんでみたことある」
そんなことを言いながら、ユカコさんにお礼を言いました。
たまたま、オフィスで時間があるときに、ぱらぱらとページをめくったら、そのまま止まらずに、一気に読んでしまいました。
知っている人も多いのでしょうね。
2006年12月のNHKプロフェッショナル~仕事の流儀、で紹介された、リンゴ農家の木村秋則さん。
外来種である、リンゴを日本の土壌で育てるには、あらゆる農薬が必要であるという「当然のこと」に、秋山さんは疑問を持ち、無農薬自然農法でリンゴを育てたのです。
でも、その道のりたるや・・・・約8年もの間の苦労はそれは壮絶なものでした。
人は、何かを成し遂げたときに「偉人」ともてはやされるけれども、それまでは「変人」です。
それも、無農薬のためにたくさんの虫の被害を周りの農家に与えてしまう恐れから、隣接農家からも色々と言われたのでしょう。
でも、写真を見ると、「歯がない」笑顔がたまらなく人なつっこく見えてきます。
死を決意したときに、見つけた山の中のドングリの木。
その出会いがなければ、彼は本当に死を選んでいたかもしれません。
ある決意をしている人には、神様はその決意に応じた答えを必ず出してくれるのでしょう。
木村さんが、本屋さんで偶然に見かけた『自然農法わら一本の革命』(福岡正信)が、人生を変えました。
何年も前ですが、たまたま見ていたテレビで、この福岡さんのドキュメントをやっていた事を思い出しました。
福岡さんの家の庭?は、草ぼうぼうの荒地のようなもの。
そこに、全国からスーツを着た視察に来る人でごった返しています。
福岡さんは自分の家の縁側から、何かの種をその荒地に向かって、ただ振りまくだけなのです。
「えっ?」というほどに、衝撃的な映像だったのを今でもはっきり覚えています。
自然の摂理、バランスは、自然自らが起こしてくもの。
学ぶことが多すぎるほど、中身の濃い本でした。
『奇跡のリンゴ』です。
最近、本屋さんで平積みになっているのを見かけましたが、特に手にとって読むことはしませんでした。
「あー、これ本屋さんでみたことある」
そんなことを言いながら、ユカコさんにお礼を言いました。
たまたま、オフィスで時間があるときに、ぱらぱらとページをめくったら、そのまま止まらずに、一気に読んでしまいました。
知っている人も多いのでしょうね。
2006年12月のNHKプロフェッショナル~仕事の流儀、で紹介された、リンゴ農家の木村秋則さん。
外来種である、リンゴを日本の土壌で育てるには、あらゆる農薬が必要であるという「当然のこと」に、秋山さんは疑問を持ち、無農薬自然農法でリンゴを育てたのです。
でも、その道のりたるや・・・・約8年もの間の苦労はそれは壮絶なものでした。
人は、何かを成し遂げたときに「偉人」ともてはやされるけれども、それまでは「変人」です。
それも、無農薬のためにたくさんの虫の被害を周りの農家に与えてしまう恐れから、隣接農家からも色々と言われたのでしょう。
でも、写真を見ると、「歯がない」笑顔がたまらなく人なつっこく見えてきます。
死を決意したときに、見つけた山の中のドングリの木。
その出会いがなければ、彼は本当に死を選んでいたかもしれません。
ある決意をしている人には、神様はその決意に応じた答えを必ず出してくれるのでしょう。
木村さんが、本屋さんで偶然に見かけた『自然農法わら一本の革命』(福岡正信)が、人生を変えました。
何年も前ですが、たまたま見ていたテレビで、この福岡さんのドキュメントをやっていた事を思い出しました。
福岡さんの家の庭?は、草ぼうぼうの荒地のようなもの。
そこに、全国からスーツを着た視察に来る人でごった返しています。
福岡さんは自分の家の縁側から、何かの種をその荒地に向かって、ただ振りまくだけなのです。
「えっ?」というほどに、衝撃的な映像だったのを今でもはっきり覚えています。
自然の摂理、バランスは、自然自らが起こしてくもの。
学ぶことが多すぎるほど、中身の濃い本でした。
先日NHKの「ようこそ先輩ー課外授業」で弘前実業高校の生徒たちへの授業を放映しました。りんごを育てて収穫するという内容でした。
いくつも感動の場面がありましたが、
木村さんが最後に生徒たちに
「あなたたちは私にとってこれから実っていく青いりんごです。かならず、夢を実現させていくりんごです。」
というようなことを伝えていました。
グロースで子どもを見ている大人ってこんな感じなんでしょうね・・・。ちょっとかぶりました。
りんごの木に豊かな大地が必要だったように、ボクたちの成長にも、豊かな心が必要みたいです。それはピュアと言うよりは、雑多なかかわりの中で育つ土壌のようなものなのかもしれません。
一人ひとりが、それぞれが精一杯「自分を生きる」ことで、夢は実現していくんでしょうね。
他にもタイトルが、「“宇宙の采配”???だったかな?」が出ていますが、この本の中にはUFOや龍神が出てくる、彼の子供の頃からの体験が書いてあり、別な意味で面白く、やっぱりちょっと変わったリンゴおじさんのようです。
リンゴほど、農薬を使う果物は無いと言うことが書いてあり、これにはビックリしました。
それを、品種改良という技術で、甘くて大きくておいしいものに仕上げてきたらしいので、人工的に作られたものといってもいいくらい。
そのうえ、日本にやってきたわけですからね。土壌に会わせるためには、たくさんの農薬が必要だったようです。
もちろん、いまでは農薬も進歩していて0値に近くなるように設定されているらしいのですが・・・・。
でもやっぱり「ノウヤク」の響きは、心地よくはありません。
変わったリンゴおじさんのリンゴを食べてみたいですね。
内容もさることながら、木村さんの笑顔にノックアウトされました☆
瞬間瞬間を生ききっている人の笑顔ってこんな感じなのかしらと思っちゃいました。
青森に行くと木村さんのリンゴを使ったリンゴのお菓子がお土産やさんにありますよ。リンゴの酸味がフレッシュでとてもメリハリのあるお味でした。
生産者の取り組みは、木村さんだけでなく、ビジョンを持った多くの人たちの取り組みが盛んですね。
昨日も、木村さんの講演のチラシを見せてもらいました。
それぞれの道・・・
やっぱりビジョンに生きている人たちって素敵ですよね。