なんとなく、心にもやもやしたまま残っていることがある。
いや、たいしたことではないのだけれども、あの瞬間の自分があんまり自分らしくなくて、きっと今でも心に残っているんだと思う。
あるパン屋さんでの出来事。
いろんな美味しそうなパンが何段にも陳列されている。
いくつかのパンを物色して、移動したところ、ボクが欲しいと思うパンの前に子どもがいる。
おそらく5-6歳の女の子。
取りたいパンがあったけれど、その前で待っていると、突然その女の子が
「 ゴホゴホッ、ゴホゴホッ 」 と、激しい咳をする。
それも陳列棚に向かって。
そしてさらに、「 あっ、私このパン欲しい 」 と言って、ウィンナ入りのパンに手を伸ばし、パンからはみ出したウィンナをつまんだ。
たしかにつまんだ。
ボクの後ろで他のパンを物色しているような気配の母親が、
「 やだ、あんたのパンは買わないよ 」
「 えーっ、なんでー、欲しいよー 」 と言って、その子はその手を放した。
そして、母親のもとへ。
これを目撃してしまったボクは、唖然茫然。
ボクは、一瞬迷ったのちに、結局、目の前にある買いたかったパンを取るのをやめた。
そしてそのままレジへ。
しばらく、いろいろ考えていた。
「 女の子にきちんと伝えるべきだった 」
「 いや、母親に伝えて、せめてあのパンを買わせるべきだった 」
「 今でもまだ間に合うぞ、伝えに行け、ほらすぐそこにいるぞ 」
「 せめて女の子が、パンの前でせき込み、おまけにパンに触っていた、と店の人に伝えるべきか 」
「 いや、実は、そんなことは日常茶飯事で、知らずに買っていただけだったのか 」
「 気にしすぎだろ、お前は潔癖症か、違うだろ? 」
これ、土曜日のこと。
些細なことなのに。
まだ、心にもやっと残っている出来事だったのであります。
あー、これで少しスッキリした。
いや、たいしたことではないのだけれども、あの瞬間の自分があんまり自分らしくなくて、きっと今でも心に残っているんだと思う。
あるパン屋さんでの出来事。
いろんな美味しそうなパンが何段にも陳列されている。
いくつかのパンを物色して、移動したところ、ボクが欲しいと思うパンの前に子どもがいる。
おそらく5-6歳の女の子。
取りたいパンがあったけれど、その前で待っていると、突然その女の子が
「 ゴホゴホッ、ゴホゴホッ 」 と、激しい咳をする。
それも陳列棚に向かって。
そしてさらに、「 あっ、私このパン欲しい 」 と言って、ウィンナ入りのパンに手を伸ばし、パンからはみ出したウィンナをつまんだ。
たしかにつまんだ。
ボクの後ろで他のパンを物色しているような気配の母親が、
「 やだ、あんたのパンは買わないよ 」
「 えーっ、なんでー、欲しいよー 」 と言って、その子はその手を放した。
そして、母親のもとへ。
これを目撃してしまったボクは、唖然茫然。
ボクは、一瞬迷ったのちに、結局、目の前にある買いたかったパンを取るのをやめた。
そしてそのままレジへ。
しばらく、いろいろ考えていた。
「 女の子にきちんと伝えるべきだった 」
「 いや、母親に伝えて、せめてあのパンを買わせるべきだった 」
「 今でもまだ間に合うぞ、伝えに行け、ほらすぐそこにいるぞ 」
「 せめて女の子が、パンの前でせき込み、おまけにパンに触っていた、と店の人に伝えるべきか 」
「 いや、実は、そんなことは日常茶飯事で、知らずに買っていただけだったのか 」
「 気にしすぎだろ、お前は潔癖症か、違うだろ? 」
これ、土曜日のこと。
些細なことなのに。
まだ、心にもやっと残っている出来事だったのであります。
あー、これで少しスッキリした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます