自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

浚渫・・・?

2008-03-27 12:21:47 | JIPATT
浚渫・・・これ、読めますか?

今、オフィスのまん前の目黒川は、サクラが7分咲き。

サクラが満開になる頃の週末は、遊歩道に人があふれます。

川幅の狭い、中目黒あたりのサクラも見事なのですが、ボクは、このあたりの桜並木がダイスキです。

ところで、毎年、春先に目黒川に船がやってきます。
東京都の船で、2週間ほど目黒川の川底にたまったヘドロをすくい上げる作業をしていきます。

今年は・・・というと、どういうわけか、トラックと、潜水夫。
頭にすっぽりと丸い被り物をつけて、ホースでつながれてブクブクと・・・。

地上には潜水夫の呼吸音がスピーカーで聞こえてきます。

なんだか、とっても不思議な感じでした。

トラックにいる作業員は、みんなのんびりと、書類を見たり、うたた寝をしていたり。
あんなんでいいんでしょうかね。

たった一人で潜っているそうです。

太目のホースをもって、護岸についたヘドロを掃除機のように吸い取っているのだそうです。

船できて、泥をすくうのは東京都。
潜って取るのは品川区なんだそうです。

どうでもいいことなんですけどね。
目黒川のサクラが満開になる前に作業を終えていました。
品川区なりの気遣いだったのでしょうか?

ところで「浚渫」・・・これ読めますか?
この泥すくい現場にいるガードマンのおっちゃんに聞いてみても、「しゅん、しゅん、しゅんなんとかだねぇ・・・えへへ」って・・・。

トラックに乗っているお兄ちゃんたちに聞くのも気が引けて、品川区に聞いてしまいました。

「なんて読むんですか?」って。
そしたらね、教えてくれました。

「しゅんせつ」って読むんだそうです。

ご丁寧に、電話口で広辞苑を広げて読み上げてくれました。

「港湾、河川、湖沼等の底泥堆積土を浚渫船などにより除去する作業」だそうです。

今朝のニュースで、アメリカの高校生3人一組で200組ほどが、日本の文化検定試験に臨んでいました。

・ 岡山県、香川県、徳島県、愛媛県の間にある海の名前は?
・ 1954年に「核の落とし子」として生まれた、ボクの名前は何?
・ 「先生は映画を観ましたか?」これを尊敬語に換えて書き直しなさい。
・ 江戸時代に、オランダ人が住んでいた地名は何?

他にもたくさん問題がありましたが、全員日本語で答え、ひらがなもカタカナも書いていました。
会場は異様な盛り上がりを見せていました。
すごい、米国高校生たち!
優勝チームは、毎年日本に招待されるそうです。

知らないことって、山ほどありますね。
最近はクイズ番組も、易しい問題を「おバカ」なタレントさんがおバカな間違いをしておもしろがっているようですが、ときどきそれを見ている自分の笑いが引きつります。
自分がおバカ以下の間違いをしてしまうことがよくあるんですよね。


こないだの座禅でも「警策」「結跏趺坐」「半跏趺坐」「茶礼」「経行」
たくさん知らない言葉が出てきました。
意味はともかく、いくつ読めましたか?

「きょうさく(けいさく)」「けっかふざ」「はんかふざ」「されい」「きんひん」

ニッポンジン!がんばらねば!


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