7月21日「海の日」
毎年、この日は、グロースのセットアップの日。
子どもたちと、一日かけて、じっくりと、「自分で決めて、自分で行動して、自分でほしい結果を作り出す」ことを共有していきます。
グロースの日程は、8月の最初の日曜日に帰ってくる4泊5日と決めています。
必然的に、今年のようなケースでは、7月後半からの出発となるために、学校行事と重なる子どもがいて、人数は少し少なくなります。
それでも、子どもたちは22名。
でも、この人数だと、5日間で一人一人とたっぷりかかわれそうです。
北海道に行くまでの間の、限定グループを作ります。
いってみれば、本番のための準備。
最初に椅子を4つ前に並べます。
そして、しばしばは子どもたちにこう伝えます。
「リーダーをやりたい人は、このいすに座って。
誰がやってもいいけど、グループを作り出していくみなもとだよ」
合図をした途端に、飛び出してきたのは、マサヤ。
4年生になったとはいえ、ワルガキの一人。
昨日も、始まったばかりのころは、ふざけてばかりでした。
それから出てきたのは、去年に引き続きケンイチロウ…2年生。
そして中3のカナ。
4つ目の椅子は、なかなか埋まりません。
「だれでもいいんだよ。やりたい人がやればいいんだから」
これ、しばしばの言葉ではありません。
マサヤが言うんです。
「あれ?マサヤ・・・何だか様子が違う」
4つ目の椅子は、大阪から来たアキトがいったん座るものの、また自分の席に逆戻り。
みんなからワイワイとはやされます。
「なんで戻ったのか教えてくれる?」とボクは聞いてみました。
すると「なんだか怖いから」と、アキト。
「今座っている席から見ると、こわいよね。」
「こっちの(リーダー)の席に来てもう一度座ってごらん?」
と、促します。
アキトは、恥ずかしそうに座ります。
「どう、やっぱり怖い?」
聞いてみると、
「思ったほどじゃない」
「じゃあ、アキト。どうするか決めてごらん」
「・・・・・やる・・・・」
アキトの心の中の冒険が始まりました。
こんな小さな一歩でも、子どもたちは目覚ましく成長していきます。
4人のリーダーが決まりました。
そしてグループづくり。
このときも、マサヤが大きな声で、はっきりと自分の意見を言います。
マサヤは、去年までのマサヤとは明確に違います。
良い子…ではないかもしれないけれども、自分の意見をはっきりと言える子どもになっていました。
本来リーダーシップをとる子どもは、ほかにもいます。
コウタロウ、カナ、マリエ、そしてダン。
彼らは「知っている」んですね。
ここでは、彼らにのびのびとやらせてあげようってことを。
だから、グループづくりで、手間取っている4人に、ときおり、耳打ちし、アドバイスをし、騒いでいるほかの子どもたちに、リーダーの言葉を聞くように促します。
小さな、子どもたちだけの社会の中に、お互いをサポートするかかわりが自然に生まれていきます。
この日一番の感動の時間でした。
決まらなくなって、犠牲になるのではなく、自分なりに意味を見つけて違うグループに移ったヒマワリ、一年生のコトハ。ジンヤにユウマ。
ちゃんと自分の意見を言って、ただ譲ったのではないことを、自分にもみんなにもはっきりと伝えていました。
グロースが「成功のための大切な場」であることを、子どもたちは当たり前のように感じ取っているのです。
初めて参加する子どもは、最初のうちは戸惑います。
でも、帰るころにはすっかり溶け込んで、自分で決めることの一歩を始めたばかりの興奮した表情を見せてくれるのです。
さあ、始まりました。
来週の水曜日から、本番が始まります。
乞うご期待!!
毎年、この日は、グロースのセットアップの日。
子どもたちと、一日かけて、じっくりと、「自分で決めて、自分で行動して、自分でほしい結果を作り出す」ことを共有していきます。
グロースの日程は、8月の最初の日曜日に帰ってくる4泊5日と決めています。
必然的に、今年のようなケースでは、7月後半からの出発となるために、学校行事と重なる子どもがいて、人数は少し少なくなります。
それでも、子どもたちは22名。
でも、この人数だと、5日間で一人一人とたっぷりかかわれそうです。
北海道に行くまでの間の、限定グループを作ります。
いってみれば、本番のための準備。
最初に椅子を4つ前に並べます。
そして、しばしばは子どもたちにこう伝えます。
「リーダーをやりたい人は、このいすに座って。
誰がやってもいいけど、グループを作り出していくみなもとだよ」
合図をした途端に、飛び出してきたのは、マサヤ。
4年生になったとはいえ、ワルガキの一人。
昨日も、始まったばかりのころは、ふざけてばかりでした。
それから出てきたのは、去年に引き続きケンイチロウ…2年生。
そして中3のカナ。
4つ目の椅子は、なかなか埋まりません。
「だれでもいいんだよ。やりたい人がやればいいんだから」
これ、しばしばの言葉ではありません。
マサヤが言うんです。
「あれ?マサヤ・・・何だか様子が違う」
4つ目の椅子は、大阪から来たアキトがいったん座るものの、また自分の席に逆戻り。
みんなからワイワイとはやされます。
「なんで戻ったのか教えてくれる?」とボクは聞いてみました。
すると「なんだか怖いから」と、アキト。
「今座っている席から見ると、こわいよね。」
「こっちの(リーダー)の席に来てもう一度座ってごらん?」
と、促します。
アキトは、恥ずかしそうに座ります。
「どう、やっぱり怖い?」
聞いてみると、
「思ったほどじゃない」
「じゃあ、アキト。どうするか決めてごらん」
「・・・・・やる・・・・」
アキトの心の中の冒険が始まりました。
こんな小さな一歩でも、子どもたちは目覚ましく成長していきます。
4人のリーダーが決まりました。
そしてグループづくり。
このときも、マサヤが大きな声で、はっきりと自分の意見を言います。
マサヤは、去年までのマサヤとは明確に違います。
良い子…ではないかもしれないけれども、自分の意見をはっきりと言える子どもになっていました。
本来リーダーシップをとる子どもは、ほかにもいます。
コウタロウ、カナ、マリエ、そしてダン。
彼らは「知っている」んですね。
ここでは、彼らにのびのびとやらせてあげようってことを。
だから、グループづくりで、手間取っている4人に、ときおり、耳打ちし、アドバイスをし、騒いでいるほかの子どもたちに、リーダーの言葉を聞くように促します。
小さな、子どもたちだけの社会の中に、お互いをサポートするかかわりが自然に生まれていきます。
この日一番の感動の時間でした。
決まらなくなって、犠牲になるのではなく、自分なりに意味を見つけて違うグループに移ったヒマワリ、一年生のコトハ。ジンヤにユウマ。
ちゃんと自分の意見を言って、ただ譲ったのではないことを、自分にもみんなにもはっきりと伝えていました。
グロースが「成功のための大切な場」であることを、子どもたちは当たり前のように感じ取っているのです。
初めて参加する子どもは、最初のうちは戸惑います。
でも、帰るころにはすっかり溶け込んで、自分で決めることの一歩を始めたばかりの興奮した表情を見せてくれるのです。
さあ、始まりました。
来週の水曜日から、本番が始まります。
乞うご期待!!
22名・・・なんか久しぶりの濃い感じ。
行動力抜群なグロース一家でいろんなことできそう。
マサヤ君いいね~。今回のグロースがマサヤ君にとって大きな第一歩になりそう。
アキト君も自分の心の中を覗いて、気づいて、びっくりして、なんてことをいっぱい体験するんでしょうね。
そしてリーダー達も。
このブログで私はたくさん元気をもらってます。
これからも楽しみにしてます。
何卒よろしくお願いしますm(_ _)m
それこそ、ボクのイキガイ。
小さなころに、こんなキャンプに行くことができていたら、ボクの人生は確実に違っていたんだと思う。
マサヤもアキトも、そしてカズネも他の子どもたち一人ひとりみんなにとって、この一瞬の価値を知るのはきっと何年も先のこと。
だからこそ、今年も思い切り本気のかかわりをしてきます。
いってまいりま~す。
来年はどうなるか分かりませんが、都合がつきそうなら参加したいと思います
https://www.brosta.tv/play/index/product/481/list_type/5
↑で、これがさっき言ってた自主制作映画のURL
時間がある時に見てみてね☆