春一番
きのうは、あたたかい一日でした。
ボクは、寒がりなのでほんとうに助かります。
春一番という言葉を聞くと、ボクは、「キャンディーズ」が出てきます。
取り立てて大ファンというわけではなかったのですが、ちょうどそのころに、ボクはレコード会社に勤めていて、有料宣伝媒体を担当していたもんですから、ポスター作りや打ち合わせで何度か会ったことがありました。
昨日、映画を見てきました。
研修生のサエコから、「先生、ぜひ観てください」って言われて、そういえば、スタッフのフミチャンもヨカッタって言ってたなぁ・・・・。
『インビクタス』・・・クリント・イーストウッド監督作品です。
お恥ずかしい話ですが、ボクは、始まってもう5分もたたないうちから、涙があふれて仕方がなかった。最後までずっと、ハンカチのお世話になっていました。
何がそんなに心を打つのか整理できてはいなんですが・・・・。
南アフリカのアパルトヘイト撤廃を訴え続け、27年間も独房に入れられていたネルソン・マンデラの話でした。
民族協調を信念として持ち続けたマンデラの、解放後の話なんですけど、ずっと涙を拭きながらの2時間でした。
印象に残っている場面はたくさんあるんですが、ボクが一番心に残ったのは、こんなシーンでした。
マンデラが、弱小のラグビーチームのキャプテンであるフランソワに言葉を伝える場面です。
マンデラが大統領になったことで、南アフリカの国民の8割を超す黒人たちは自分たちを迫害し続けた白人を排除しようとし、ほとんどが白人ばかりのこのチームを解散に追い込もうとします。
マンデラは、それが民族協調の精神に反すると訴え、「いまこそ、私たちにはゆるしが必要だ」とそのチームの存続を国民に訴えます。
そして、大統領官邸にフランソワを招待し、白人の彼に伝えるのです。
「いま、国民には誇れるものが必要なんだ」と。
日本のどこかで、今「あなたにとって誇れるものは?」と、アンケートを取ったらどんな答えが返ってくるだろう。
ボク自身、その答えに戸惑ってしまうかもしれない。
クエストにおいては、ボクは間違いなく「スタッフ」と言う。
でも、日本人であることや、日本という国に対して誇りを実感する機会がほとんどありません。
おりしもバンクーバーオリンピック。
数時間後には、日本のフィギュアの3人が素敵なパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
来週には、我らが上原大祐君もバンクーバーに向けて出発です。
こんなときぐらい、「ニッポン」を叫んでみてみいいかもしれないなぁ。
映画の中で、独房のマンデラを支え続けた「詩」が紹介されます。
ネット上で見つけたので、添付しておきます。
「インビクタス-負けざる魂-」詩
作者:ウィリアム・アーネスト・ヘンリー(イギリスの詩人)
私を覆う漆黒の闇
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ血を流しても
決して屈服しない
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が魂の指揮官
きのうは、あたたかい一日でした。
ボクは、寒がりなのでほんとうに助かります。
春一番という言葉を聞くと、ボクは、「キャンディーズ」が出てきます。
取り立てて大ファンというわけではなかったのですが、ちょうどそのころに、ボクはレコード会社に勤めていて、有料宣伝媒体を担当していたもんですから、ポスター作りや打ち合わせで何度か会ったことがありました。
昨日、映画を見てきました。
研修生のサエコから、「先生、ぜひ観てください」って言われて、そういえば、スタッフのフミチャンもヨカッタって言ってたなぁ・・・・。
『インビクタス』・・・クリント・イーストウッド監督作品です。
お恥ずかしい話ですが、ボクは、始まってもう5分もたたないうちから、涙があふれて仕方がなかった。最後までずっと、ハンカチのお世話になっていました。
何がそんなに心を打つのか整理できてはいなんですが・・・・。
南アフリカのアパルトヘイト撤廃を訴え続け、27年間も独房に入れられていたネルソン・マンデラの話でした。
民族協調を信念として持ち続けたマンデラの、解放後の話なんですけど、ずっと涙を拭きながらの2時間でした。
印象に残っている場面はたくさんあるんですが、ボクが一番心に残ったのは、こんなシーンでした。
マンデラが、弱小のラグビーチームのキャプテンであるフランソワに言葉を伝える場面です。
マンデラが大統領になったことで、南アフリカの国民の8割を超す黒人たちは自分たちを迫害し続けた白人を排除しようとし、ほとんどが白人ばかりのこのチームを解散に追い込もうとします。
マンデラは、それが民族協調の精神に反すると訴え、「いまこそ、私たちにはゆるしが必要だ」とそのチームの存続を国民に訴えます。
そして、大統領官邸にフランソワを招待し、白人の彼に伝えるのです。
「いま、国民には誇れるものが必要なんだ」と。
日本のどこかで、今「あなたにとって誇れるものは?」と、アンケートを取ったらどんな答えが返ってくるだろう。
ボク自身、その答えに戸惑ってしまうかもしれない。
クエストにおいては、ボクは間違いなく「スタッフ」と言う。
でも、日本人であることや、日本という国に対して誇りを実感する機会がほとんどありません。
おりしもバンクーバーオリンピック。
数時間後には、日本のフィギュアの3人が素敵なパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
来週には、我らが上原大祐君もバンクーバーに向けて出発です。
こんなときぐらい、「ニッポン」を叫んでみてみいいかもしれないなぁ。
映画の中で、独房のマンデラを支え続けた「詩」が紹介されます。
ネット上で見つけたので、添付しておきます。
「インビクタス-負けざる魂-」詩
作者:ウィリアム・アーネスト・ヘンリー(イギリスの詩人)
私を覆う漆黒の闇
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ血を流しても
決して屈服しない
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が魂の指揮官
unknownさん
アスリートは、彼らの純粋さばかりが伝わってきます。
ひたむきに、自分を高めていく。
生き方として、本当にうらやましい。
感動を与える人たちに共通しているのは、自分を決してあきらめないということなんでしょうか。
yayoiさん。
映画はどうでしたか?
インビクタス・・・・・・負けざる魂
ボクにとっては、もう一度見てみたい感動の映画でした。
昨年11月頃より両親の介護に携わり
つくづく「生きる」という意味を考えさせられる時間を過ごしました。
自分自身も人生のUターンということもありますが。。
マンデラを支えた「詩」─
我が運命の指揮者・・
我が魂の支配者・・
─それは我なり
オリンピックのアスリート達もきっとそんな想いが胸中にあったと思います。
しばしばの書き込んでくださったこの詩に、私も心を揺さぶられ、命の洗濯とばかりに今から主人と映画を観に行くことにしました。
互いに洗い立てのハンカチを2枚づつ持って。
「誇り」を探しに!
本当に素敵な場ですね。
今日も明日も明後日も頑張っている選手たちがいますね。
プレッシャーに耐えてもなお頑張っている仲間達みんなにエールを贈ります!
自分のすべてを出し切る。
そんなチャンスに恵まれているアスリートたちが、うらやましい。
真央ちゃんの銀も、キムヨナさんの金も、ほかの二人の日本選手も・・・・。
本当に輝いていましたね。
どのような映画かこれからみるのが楽しみです。
「あなたにとって誇れるものは?」という問いにとても考えさせられました。
よくわかりませんが、今回のオリンピックでカーリングの日本とスイスの試合が印象深かったです。
相手に敬意をひょうして引いたあの試合の選手たちの気持ちはどんな気持ちだったのか。
それを決めた監督の気持ちはどんなおもいだったおのか。考えさせられました。
私の中の誇りを探すきっかけとさせてくれた出来事でした。
今日はフィギュアのフリーですね!みんなにがんばってほしいです。