自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

満面の笑顔と感激の涙

2011-07-30 07:54:56 | 被災地へのアートセラピーによる支援
閉村式 行ってきました。


本部のりちゃん、マッキー、ようこ先生、ハナ、ミチヨ、そしてボク。



さぶの待っている八幡屋さんに向かって、雨模様の福島をクルマでひた走りました。



16週目になるこの閉村式。




様々なことが思い出されます。



春まだ浅い小野町の体育館。



底冷えのする体育館の避難所生活から、八幡屋さんへ移動した子どもたちをサポートする事が目的でした。



初めて出会う子どもたちに、ボクたちは正直どうかかわったらいいのか戸惑っていました。



被災者であることを妙に意識しておかしな気遣いをしたり、子どもたちの反応に一喜一憂したり・・・。



「16週間」と、たった4文字で済ませる事の出来ない、ボクたちにとって、そしてさぶにとって貴重な時間でした。



既に仮設住宅や借り上げ住宅に移転してしまった人も多く、閉村式には子どもたち含め20人程度の出席でした。



ハナが夜を徹して作成してくれたスライドショウを鑑賞しながら、時折笑ったりささやきあったり、「おー!」と歓声があがったり・・・・。



約2時間では語りつくせない思い出でいっぱいでした。



目にいっぱい涙をため、声を詰まらせながら「ありがとう」の言葉を伝えてくれたEさん。



喜びにあふれた子どもたちの笑顔。



お茶会をセッティングしてくれたAちゃんママ。



何かとボクたちの進行に協力してくれた、子ども村のリーダーTちゃん・・・。



尊い時間はあっという間に過ぎてしまいました。



被災者を代表して切り絵の代理先生・・・今ではもう立派な先生ですが・・・・のKGさんが挨拶をしてくださいました。



「お茶を飲みに、何にも考えずに、ふらっと立ち寄ったラウンジ。



そこで、偶然に、本当に偶然に出会った切り絵でした。」



そして一言



「いい偶然でした!」



ボクにはその言葉が嬉しくてうれしくて、ありがたくて、そして尊くて・・・・・。



さぶが創り出したこの場で、ボクたちは大切なことをたくさん学びました。



さぶの献身的な活動を、ボクは彼女を承認するとともに心から誇りに思います。




いつか、必ず・・・広野町でいも煮会やりましょうね。












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