きょうは、朝の新幹線で大阪へ。
午後のセッションを終えて、そのままとんぼ返り。
腰爆弾を抱えるボクにとっては、かなりの強行軍でしたが、きょうは、心身ともに快調でした。
ボクは、最近、椅子を倒さずに座ります。
そうすると、仙骨を立てた状態で座ることができます。
すると、背筋がスーッと伸びた状態になります。
背もたれが邪魔で肩の力を抜くのが難しいのですが、おおむね正しい座り方をする事ができます。
この状態で、本を読みながら静かに呼吸を意識する。
イイ感じです。
ところが、帰りの新幹線は、かなり隣の若者に意識を奪われてしまった。
いらだつ未熟な自分を恥じつつも、何とか声をかけてやりたくなってしまう。
だってね、ずっとゲームやっているんですよ。
その、何というか、指の使い方っていうんですうか?ボクはやらないのでわからないのですが、時折カツッと親指だけ跳ねて音を立てるんですよ。
わかりますか?
カツッ! カチャカチャカチャ カツッ! カチャカチャカチャ カツッ!
これね、新大阪で乗ってすぐに始まって、名古屋を過ぎて小田原まで続いたんです。
「若者よ。そんなことしないでもう少し自分のためになることをやりたまえ。カチャカチャカチャ カツッ!大体、足組んだままの姿勢で、靴の裏がボクのモモに当たりそうになっているのをキミは気づいているのかい。カチャカチャカチャ カツッ!ほらほら、空っぽのペットボトルが転がって落ちそうになっているよキミ。カチャカチャカチャ カツッ!そんな指使いに秀でて何かの役に立つのかい。・・・・・・」
と、ボクの心の中は、呼吸で落ち着くどころか気が散って仕方がない。
神様が与えた精神集中の機会と思い、何度も鼻呼吸に意識を戻す。
ボクは本にペンで線を入れたりはしないのですが、今読んでいる本はそうやって勉強したくなる本だったので、呼吸をしながら本に鉛筆で線入れをしていた。
小田原を過ぎたころに、ようやくそのゲームが終わる。
ホッとしたのもつかの間、若者はザックから本を取り出す。
「そうか、キミもためになることを始めようというんだな、エライエライ。」
ところが黄色のマーカーを取り出し、読みながらせっせと線を引き始める。
隣で同じことをやっているボクは、またも気になってしまう。
かなりせっせと線を引く。
横目で見るその本は黄色く染まっていくようにも見えるほどに。
一体何の本を読んでいるんだ?
気になる。
タイトルぐらい見えるかもしれない。
少しかがんで何かを拾うふりをして軽く見てみると・・・・表紙は裏返しになっていた。
ようやく品川に着くころもせっせと線を引いている。
ボクは立ち上がり、荷物を降ろし、コートを着る。
それもゆっくりと。
もちろんその本の文章を盗み見るために。
すると、衝撃な内容が・・・
「最初のデートの時には必ず・・・・・」
ナニナニ?
「スーツを選ぶときには、とかく男と言うのは・・・・・
「スーツはサイズ選びがいちばん大事。なぜなら女性は・・・・・
「Mサイズはプライドが許さないなんて言うのは・・・
これって、何の本?
ゲーム好きな若者よ。
恋愛は本の中では勉強できないのだよ。
ゲームをするよりも、車内をグルとまわって可愛い女の子を探しておいで。
そして、勇気を出して声をかけてごらん。
そういうのをね、昭和の時代ではナンパっていうんだよ。
2時間半のボクにとっての精神修養の時間でした。
これが、節分の日にあったという事を、どうとらえてみましょうかね?
午後のセッションを終えて、そのままとんぼ返り。
腰爆弾を抱えるボクにとっては、かなりの強行軍でしたが、きょうは、心身ともに快調でした。
ボクは、最近、椅子を倒さずに座ります。
そうすると、仙骨を立てた状態で座ることができます。
すると、背筋がスーッと伸びた状態になります。
背もたれが邪魔で肩の力を抜くのが難しいのですが、おおむね正しい座り方をする事ができます。
この状態で、本を読みながら静かに呼吸を意識する。
イイ感じです。
ところが、帰りの新幹線は、かなり隣の若者に意識を奪われてしまった。
いらだつ未熟な自分を恥じつつも、何とか声をかけてやりたくなってしまう。
だってね、ずっとゲームやっているんですよ。
その、何というか、指の使い方っていうんですうか?ボクはやらないのでわからないのですが、時折カツッと親指だけ跳ねて音を立てるんですよ。
わかりますか?
カツッ! カチャカチャカチャ カツッ! カチャカチャカチャ カツッ!
これね、新大阪で乗ってすぐに始まって、名古屋を過ぎて小田原まで続いたんです。
「若者よ。そんなことしないでもう少し自分のためになることをやりたまえ。カチャカチャカチャ カツッ!大体、足組んだままの姿勢で、靴の裏がボクのモモに当たりそうになっているのをキミは気づいているのかい。カチャカチャカチャ カツッ!ほらほら、空っぽのペットボトルが転がって落ちそうになっているよキミ。カチャカチャカチャ カツッ!そんな指使いに秀でて何かの役に立つのかい。・・・・・・」
と、ボクの心の中は、呼吸で落ち着くどころか気が散って仕方がない。
神様が与えた精神集中の機会と思い、何度も鼻呼吸に意識を戻す。
ボクは本にペンで線を入れたりはしないのですが、今読んでいる本はそうやって勉強したくなる本だったので、呼吸をしながら本に鉛筆で線入れをしていた。
小田原を過ぎたころに、ようやくそのゲームが終わる。
ホッとしたのもつかの間、若者はザックから本を取り出す。
「そうか、キミもためになることを始めようというんだな、エライエライ。」
ところが黄色のマーカーを取り出し、読みながらせっせと線を引き始める。
隣で同じことをやっているボクは、またも気になってしまう。
かなりせっせと線を引く。
横目で見るその本は黄色く染まっていくようにも見えるほどに。
一体何の本を読んでいるんだ?
気になる。
タイトルぐらい見えるかもしれない。
少しかがんで何かを拾うふりをして軽く見てみると・・・・表紙は裏返しになっていた。
ようやく品川に着くころもせっせと線を引いている。
ボクは立ち上がり、荷物を降ろし、コートを着る。
それもゆっくりと。
もちろんその本の文章を盗み見るために。
すると、衝撃な内容が・・・
「最初のデートの時には必ず・・・・・」
ナニナニ?
「スーツを選ぶときには、とかく男と言うのは・・・・・
「スーツはサイズ選びがいちばん大事。なぜなら女性は・・・・・
「Mサイズはプライドが許さないなんて言うのは・・・
これって、何の本?
ゲーム好きな若者よ。
恋愛は本の中では勉強できないのだよ。
ゲームをするよりも、車内をグルとまわって可愛い女の子を探しておいで。
そして、勇気を出して声をかけてごらん。
そういうのをね、昭和の時代ではナンパっていうんだよ。
2時間半のボクにとっての精神修養の時間でした。
これが、節分の日にあったという事を、どうとらえてみましょうかね?
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