被災した人たちのこのひと月は、東京にいたまま様子を見たり聞いたりしているボクの想像を絶する時間が流れている。
「なんとかしなきゃ」
「何もできない」
「何か出来ることを」
そんな模索をし続けた4週間。
その間に、被災地に戻ったさぶからのレポートはもう9回を数えています。
避難所は、あくまでも一時避難所。
プライバシーが守られない環境から、少しでも快適さを求めて、それぞれが行動を起こし始めています。
さぶが通い続けた福島県小野町の避難所も、今日明日で一旦クローズ。
何ヵ所かの温泉や施設に、今よりはプライバシーが守られた状態での避難に変わります。
それに伴って、ケアする側も、この変化に対応していかなければなりません。
さぶもその一人。
避難している人たちの痛みを目の前に感じながらのこの2週間は、さぶにとってどんな時間だっただろう。
疲労を感じても、精神的につらくても、被災した方々の前では泣き言一つ言えなかったでしょう。
ケアする側のケア。
メンタルケアが注目されてはいるものの、実際はまだその認知程度で質は未熟なまま。
社会福祉協議会の担当者は「まだメンタルケアのニーズが無いので、必要になったらこちらから連絡をします」といった程度の認識です。
ですから、ケアする側のケアについてはなおさらです。
さぶへの支援もままならないままのボクは、ただ歯がゆい思いばかりが募ります。
来週は、東京都の二か所の避難所にCOFスタッフのノリチャンに足を運んでもらってボランティア申請の打診をしてきます。
クレヨンや、お手玉のプロジェクトも着々と進んでいますが、物資と同じで、なかなか思うようにこの想いを届けられません。
さぶからのメールを最後に載せておきます。
避難所には行っていたようですが、レポートはありません。
短い言葉の中に、彼女の精神的な疲れは見えますが、さぶの深い愛情が感じられます。
彼女に直接アクセスしたい方は、Facebookならメッセージを送れます。
http://www.facebook.com/profile.php?id=100002258683670
Facebookにアカウントをもっていない方は、このブログにコメントしてくれれば、ボクからメールしておきます。
きっと喜びます。
********************************
2011年4月9日 0:25
朝
ご飯を食べる前に、新聞を読みます。
毎朝、胸が苦しくなったり熱くなったりしています。
一面の記事は苦しくなる事が多いです。
『小野町』
『広野町』
と言ってもピンとこないと思うので新聞に出ていた周辺の詳しい地図を載せます。
食事の後、外にバケツを取りに行きました。
“春”が咲いていました。
健気に咲いています。
今日も1日頑張るぞという気持ちにさせてくれます。
今回自然の力が天災となり、私たちに大きな影響を与えました。
恐怖や不安といった気持ちにさせられます。
ですが、その反面で、自然は私たちを慈しみ、癒しを与えてくれる存在でもあります。
今朝の私の体験もそうです。
生きる力を与えられました。
どんなに文明が進んでも、人間はこの自然と共に生きて行くのだと、改めて感じさせられる今日この頃です。
……。
今日の具体的な報告は、明日にさせて下さい。
今日はもう休みます。
毎日読んでくれている方もいて嬉しく思っています。
ありがとう。
明日は午前中から避難所に行きます。
広野町の大半の方が移動するそうです。
私も片付けをして、子供たちや皆さんを見送ろうと思います。
では…
また明日!
‐さぶ‐
「なんとかしなきゃ」
「何もできない」
「何か出来ることを」
そんな模索をし続けた4週間。
その間に、被災地に戻ったさぶからのレポートはもう9回を数えています。
避難所は、あくまでも一時避難所。
プライバシーが守られない環境から、少しでも快適さを求めて、それぞれが行動を起こし始めています。
さぶが通い続けた福島県小野町の避難所も、今日明日で一旦クローズ。
何ヵ所かの温泉や施設に、今よりはプライバシーが守られた状態での避難に変わります。
それに伴って、ケアする側も、この変化に対応していかなければなりません。
さぶもその一人。
避難している人たちの痛みを目の前に感じながらのこの2週間は、さぶにとってどんな時間だっただろう。
疲労を感じても、精神的につらくても、被災した方々の前では泣き言一つ言えなかったでしょう。
ケアする側のケア。
メンタルケアが注目されてはいるものの、実際はまだその認知程度で質は未熟なまま。
社会福祉協議会の担当者は「まだメンタルケアのニーズが無いので、必要になったらこちらから連絡をします」といった程度の認識です。
ですから、ケアする側のケアについてはなおさらです。
さぶへの支援もままならないままのボクは、ただ歯がゆい思いばかりが募ります。
来週は、東京都の二か所の避難所にCOFスタッフのノリチャンに足を運んでもらってボランティア申請の打診をしてきます。
クレヨンや、お手玉のプロジェクトも着々と進んでいますが、物資と同じで、なかなか思うようにこの想いを届けられません。
さぶからのメールを最後に載せておきます。
避難所には行っていたようですが、レポートはありません。
短い言葉の中に、彼女の精神的な疲れは見えますが、さぶの深い愛情が感じられます。
彼女に直接アクセスしたい方は、Facebookならメッセージを送れます。
http://www.facebook.com/profile.php?id=100002258683670
Facebookにアカウントをもっていない方は、このブログにコメントしてくれれば、ボクからメールしておきます。
きっと喜びます。
********************************
2011年4月9日 0:25
朝
ご飯を食べる前に、新聞を読みます。
毎朝、胸が苦しくなったり熱くなったりしています。
一面の記事は苦しくなる事が多いです。
『小野町』
『広野町』
と言ってもピンとこないと思うので新聞に出ていた周辺の詳しい地図を載せます。
食事の後、外にバケツを取りに行きました。
“春”が咲いていました。
健気に咲いています。
今日も1日頑張るぞという気持ちにさせてくれます。
今回自然の力が天災となり、私たちに大きな影響を与えました。
恐怖や不安といった気持ちにさせられます。
ですが、その反面で、自然は私たちを慈しみ、癒しを与えてくれる存在でもあります。
今朝の私の体験もそうです。
生きる力を与えられました。
どんなに文明が進んでも、人間はこの自然と共に生きて行くのだと、改めて感じさせられる今日この頃です。
……。
今日の具体的な報告は、明日にさせて下さい。
今日はもう休みます。
毎日読んでくれている方もいて嬉しく思っています。
ありがとう。
明日は午前中から避難所に行きます。
広野町の大半の方が移動するそうです。
私も片付けをして、子供たちや皆さんを見送ろうと思います。
では…
また明日!
‐さぶ‐
今までのレポート、昨日一気に読みました。
うかつだった~ 自分のパソコンを持たない私
リアルタイムで読んでたら、一緒にドキドキできたのに…ね
北国の人らしく 透き通るように白い肌、東北訛りのゆったりとした口調で
でも しっかりと自分の想いをみんなに伝えていたさぶちゃん。
きわどい程にしっかりと。 それなのになぜか
その場は和んでいたっけ… ユーモアのセンスがあるのね。
レポートにもそのセンス生きてました。 だから
読んでいてほんわか温かい。
それから、強い意志も感じました。だって毎晩 綿のように疲れているはずなのに
ちゃんとレポートを送るんだから… 尊敬!!!
会いたいなあ、東北で。
私にも出来ること なにが出来るか~ まずはお手玉作ります。
メッセージ、きっと疲れた体を癒してくれるでしょう。さぶの喜ぶ笑顔を思い浮かびます。