いつか見なきゃなぁ…そう思いながら、見ていなかった映画があります。
『ヒマラヤを越える子供たち』
毎年400人もの子どもたちが、チベットからインドへ亡命しています。
中国政府に半ば自由を奪われているチベットの人々は、国内では教育費も高くまともな教育を受けることができません。
親たちは、子どもたちの未来のために、インドへのダラムサラに亡命をさせるのです。
この映画は、実際の亡命者に同行し、その姿をとらえたドキュメンタリー。
1959年以来10万人のチベットの民が、インドのダラムサラに亡命しているそうです。
6000メール級のヒマラヤを超える亡命は、まさに命がけ。
雪深い中を、十分な防寒をせずに、そうまるで春スキーでもするような恰好で雪に埋もれながら超えてきます。
凍傷、けが、時には命すらなくなる時もあります。
子どもたちの手袋は穴があいていて、靴もごく普通のスニーカー。
10日間も歩き続けて、ネパールに入ります。
6年前に22日間かけて亡命したペマという青年が、彼らを出迎えます。
10歳の女の子が、泣きじゃくる妹に、優しく語りかける場面が印象的でした。
「お母さんに、ちゃんと妹の面倒をみるように言われたから」と、自分も泣きたいのに優しく妹の頭をなでています。
「すぐにお母さんに会えるから」と、なぐさめつづけるのです。
親たちは、決して子どもたちを「捨てた」のではありません。
愛するからこそ、送り出すのです。
リトルペマという7歳の少年が言います。
「初めはみんなのことが嫌いだった。
でも、みんなでフルーツを分け合ってから、仲良くなった。
寂しくても、今は仲間がいる。
夜になったらみんなで一緒に泣くんだ」
真っ青な空に子どもたちの笑顔が輝きます。
今、この瞬間にも、ヒマラヤを越えようとしている子供たちがいるかもしれない。
今、彼らの安全を祈ることしか、ボクにはできない。
『ヒマラヤを越える子供たち』
毎年400人もの子どもたちが、チベットからインドへ亡命しています。
中国政府に半ば自由を奪われているチベットの人々は、国内では教育費も高くまともな教育を受けることができません。
親たちは、子どもたちの未来のために、インドへのダラムサラに亡命をさせるのです。
この映画は、実際の亡命者に同行し、その姿をとらえたドキュメンタリー。
1959年以来10万人のチベットの民が、インドのダラムサラに亡命しているそうです。
6000メール級のヒマラヤを超える亡命は、まさに命がけ。
雪深い中を、十分な防寒をせずに、そうまるで春スキーでもするような恰好で雪に埋もれながら超えてきます。
凍傷、けが、時には命すらなくなる時もあります。
子どもたちの手袋は穴があいていて、靴もごく普通のスニーカー。
10日間も歩き続けて、ネパールに入ります。
6年前に22日間かけて亡命したペマという青年が、彼らを出迎えます。
10歳の女の子が、泣きじゃくる妹に、優しく語りかける場面が印象的でした。
「お母さんに、ちゃんと妹の面倒をみるように言われたから」と、自分も泣きたいのに優しく妹の頭をなでています。
「すぐにお母さんに会えるから」と、なぐさめつづけるのです。
親たちは、決して子どもたちを「捨てた」のではありません。
愛するからこそ、送り出すのです。
リトルペマという7歳の少年が言います。
「初めはみんなのことが嫌いだった。
でも、みんなでフルーツを分け合ってから、仲良くなった。
寂しくても、今は仲間がいる。
夜になったらみんなで一緒に泣くんだ」
真っ青な空に子どもたちの笑顔が輝きます。
今、この瞬間にも、ヒマラヤを越えようとしている子供たちがいるかもしれない。
今、彼らの安全を祈ることしか、ボクにはできない。
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