自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

グロース日記3日目その4

2012-08-30 06:03:10 | グロースキャンプ
小学校2年生の言葉とは思えない。



「ソレッテツカレル?」


しばしばチャンレンジ開始です。



「コラ-ッ!!疲れるか?だとぉ?コウタはこのグロースに何をしにきてるんだ!」






正直言って、この言葉には驚きでした。


コウタは、初日の夜に帽子が見当たらなくなり、翌朝全員で探したものの見当たらず。


何かの時間を決める時に、30分か?40分か?と子供たちがどちらにするか決まりかけたときに、コウタは突然「36分」とか言ってウッディにチャレンジされたり。


結局帽子は、自分のリュックのところに置いてあることが判明したり・・・・・



まだまだ「自由」な低学年です。


でも、こんなことはグロースではよくあること。


こういったことをすることが「悪いこと」として扱うのではなく、何かを訴えている「心の叫び」として受け取っていきます。


全員が、言うことを聴いて良い子で素直な子供ばかりのグロース・・・・・正直言って楽しくはありません。






この「ツカレル?」と聞いたコウタの心には何があるのでしょうか?


ボクにも見当は尽きませんが、こういう時には真正面からかかわるだけ。


何かをしたい・・・・でも、○○だからしない、○○がないからできない、・・・


こんな選択をする人生は、自分を大事にしているとは思えない。


「したいことを自分にさせてあげる」


グロースは、自分を育てていく教育キャンプなのです。


結局、コウタも練習をしてから実習をやるかどうかを決めることになりました。


この間30分ほど。


全員でこのやり取りを見守っていたせいもあって、適度の緊張感とワクワクが高まりMTBの実習のいい準備になりました。



子どもたちはいっせいにMTBのある倉庫に走ります。


さて、二人はこの後どうなるのでしょうか?

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