自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

グロース日記3日目その5

2012-08-31 05:13:54 | グロースキャンプ
子どもたちは、順番に自転車を選びます。


この自転車のほとんどは、22年前のもの。


毎年、このグロースの時期になると、特別に整備をしてもらいます。


まだまだ、ゲンキに使えます。


さらに、ヘルメット、ひじあて、ひざあてを装着します。



「練習をしてみたい」と言った、ナルとコウタ。


みんなと一緒に駐車場で様子を見ます。


しばらくしてから、道路に出て、坂道を下らせます。


特に、初参加組は、イントラも含めて必ず。


この道を甘く見ると大けがをします。


ナルとコウタを道路に呼んで、一人ずつ30メートルほど下らせます。


「いいか、しばしばがブレーキ!と言ったら握れ。離せと言ったらブレーキから手を離せセ、いいな!」



高原に声が響き渡ります。




まずはナルがスタート。


坂道を下るスピードが上がるまで待ちます。


そして

「はい、ブレーキ!」


キーッと言うブレーキ音が響きます。


「離せー!」


この繰り返しです。


怖くなると、ペダルから足を外して地面につこうとします。


これもとても危険。


足を外すとすかさず、

「ペダルに足を乗せておけー!」


コウタも同じことを何度も繰り返します。




二人とも、2回3回と繰りかえすうちに、少しずつ慣れてきます。



そして、第1関門クリア。



次のステップは、階段を降りること。



ヌプカの前にある階段をMTBで駆け下ります。






・しっかりハンドルを握ること、そしてブレーキには触れないこと

・足を絶対にペダルに乗せておくこと、そして決してこがないこと

・前をしっかりと見ながらおりること


このことを再三伝えたのちに、チャレンジ開始です。


ハンドルをしっかり握っていないと、すぐに前輪が踊りだしてしまいます。


コントロール不能になって、最後は怖くなって転倒。






これも、真剣です。


ナル、コウタだけじゃなく、初参加組も必死に取り組みます。


何度か階段を下りたのち、ナルとコウタを呼びました。


「練習はこれでオシマイ。さあ、ナルとコウタ。どうするんだ?やるのかやらないのか決めてくれ」


すると二人とも、即答です。


「やりたい!」


決定です。


三々五々練習していた子どもたちに伝えます。



「いったん全員止まれ―!」


「ナルとコウタ、MTBの実習をやることになったぞー!」


「おーっ!」

「やったー!」


歓声と大きな拍手がわきあがりました。


二人とも満面の笑顔です。

10:05

いよいよグループ毎に30キロ先の士幌町中央公園に向けて出発です。







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