自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

2009グロースセミナー2日目-④

2009-08-14 14:05:16 | グロースキャンプ
ウッディもビデオカメラを待機して、ついにその映像を捉えました。

「しばしば、撮りましたぁ!」
山頂でおにぎりをほおばっていたときに、ウッディの興奮した声が響きます。

早速ビデオをチェック。
ところが、「興奮しちゃって、手がふるえてしまいました・・・・。」



確かに、「何か」が動いているのは確認できました・・・・が、いかんせん外の光の中で小さな映像を確認するのは困難です。

後で見るのを楽しみに・・・・・
ところが。

なんと、ビデオカメラが、この日ついに壊れてしまうのです。
(当日は、貢さんのビデオカメラを借り、翌日からは、網走から遅れて到着するサポーターのなおちゃんのカメラを借りて、なんとかしのぎましたが・・・・。)



はたして、エゾナキウサギの映像が見られるのか、はたまたその映像がちゃんと残っているのかどうか・・・・。



今年の白雲山は、霧がかかったまま然別湖を見せてはくれませんでした。
その代わりだったのでしょうか。


普段は姿を見せないエゾナキウサギを見せてくれたのは。



いずれにしろ、全員が(一年生のユウナもキキも)、見事に山頂を制覇し、自分で作ったおいしい朝ごはんをいただきました。



今年の下山は、然別湖です。


少し長い道のりです。
長い雨のせいで地面が濡れています。
岩は特に滑ります。


しばしばは、自分の腰を気遣いながら・・・・もちろん子どもたちの様子を確認しながら恐る恐る下山です。
ナサケナイ・・・・。



子どもたちは、声をかけながら本当に楽しそうに歩いていきます。

カナがリーダーのホワイトベアイーグルと一緒です。

「ファイトー!イッパーツ」と誰かが声をかけると
「ニハーツ、サンパーツ、ヨンパーツ・・・・・」と順番に続きます。

初参加サポーターのマイもいます。



「ジュッパーツ」まで来ると、こんどは
「ホ」「ワ」「イ」「ト」「ベ」「ア」「イー」「グ」「ル」とひとりずつ叫び、最後に全員で
「ホワイトベアイーグルゥ!!イェーイ!」

これを下山する間ずっと言い続けています。(1ジカンチカクズットデス)

誰かが始めて、皆で声をそろえる。

単純なことなんだけど、「長く苦しい道のり」が、あっという間に楽しい道のりになります。
このチームには1年生のユウナがいます。

一緒に元気な声を張り上げています。

こんな単純なことで子どもたちのイメージが広がり、工夫を凝らし、皆で一緒に楽しむ。
子どもの遊びの真髄ですね。


こんな瞬間に、「あーグロースっていいなぁ」てしみじみしてしまいます。


然別湖にたどりつくと、先に下山している子どもたちから「オカエリィ!」の声がかかります。

中学生のタケやダンは、湖に石を投げて遊んでいます。
ふたりとも野球少年です。
素晴らしい肩を見せて、皆から「すごーい」と称賛されています。



小さな子どもの頃って、一年でも上で、自分に出来ないことをやっていると「ヒーロー」なんです。
こんな風に、低学年は、知らずにリーダーにあこがれ、自分もいつかリーダーになるって思い始めます。


タケもダンもそうでした。

ついに今年から初リーダーです。

全員が、無事に下山して、「シュウーゴー」
自分で決めた事を全員やり遂げた事を承認して、然別湖畔キャンプ場に向かいます。

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