12月は母の命日。クリスマスイヴの日に亡くなったのですが。。。
12月になると、母の事を思い出してしまいます。
12月の初めの頃から、もう危ないかもしれない・・・と言われ
落ち着かない日々でした。
母は、趣味の教室をやっていたので「先生」という立場で、
80歳頃まで、週イチで 着物着て東京にも行って、よく歩いていたし、
生徒さんとの交流もあったし、それなりに頭も使っていたと思います。
でも、85歳位からだんだん認知症になり、家での介護もできなくなり
高齢者施設に入って5年、93歳で亡くなりました。
母は、認知症にはなりたくない・・・と言って、よく歩き、頭も使い
人との交流もありました。
それなのに、認知症になってしまい、
最後は娘の私の事もわからないようになってしまいました。
悲しかったし、あんなに元気だったのに・・・と思うと、
情けなくなったりもしました。
認知症にならないために・・・と、本やネットで
よく歩き、頭を使い、人とも交流する事・・・なんて書いてあるのをよく見るけど、
私は信用できなくなりました。
母はそれをやっていたのに、本人が一番イヤだった認知症になってしまったのですから。。。
そうかと思うと、どこにも出ないで家に閉じこもり、あまり歩かず、
人ともあまり交流もない人が、90歳を過ぎても認知症にならない人もいます。
結局は、人それぞれじゃないかと思うのですよ。
本やネットに書いてあることは参考にはするけど、私はあまり信用していません。
認知症は頭の病気ですから、ガンと同じように防ごうと思っても罹るときは罹るんだろうと思います。
罹るリスクを少なくなする事は出来るのかな~とは思いますが・・・
蛇足になりますが、
食事の点でも、年取ったらたんぱく質を摂った方がいいと言われ、
肉や卵、乳製品などを摂った方がいい・・・と言われますが、
それは筋肉の衰えを予防するから・・・というのはなるほどな~と思います。
でも、食が細くて、毎日わずかなモノしか食べてないんだよ~~という人が
90歳半ばでも元気で散歩している人に出会います。
年取ったら、小食で省エネがいいんだよ・・・(笑)と言われるとそうなのかな~~
と思ったり・・・
要は、人それぞれだと思うのですよね。
食べたかったら食べればいいし、そんなに食べたくなかったら食べなくてもいいし、
自分の思うように過ごすのが自然なのでは、と思った次第です。
長々と読んで下さりありがとうございました。
温かくしてお過ごし下さい・・・
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