シェル風日記

何気ない日々、風のたよりのメモ的日記

シェルの病気のこと☆U‘‘・)☆

2013-01-15 | 子宮蓄膿症

シェルが亡くなった直接の原因は

子宮蓄膿症の手術後に体力が回復しなかったことによるものです。

その1年程前に突発性前庭疾患を患ったことは特に影響はなかったと思われます。

この病気については、以前こちら(2010・1・12)に記録してます。

その中で紹介してあるこちらのブログに病気の経過についてとても詳しく記録してあり、

永遠に価値があると思いますので、ずっと保存してて欲しいものです。

もし、この病気だけで済んでたなら、もう少し長生きして、

私が動物の最期の理想とする安らかな老衰ができたかも知れません。

でも、それも結果論にすぎません。

さて、シェルの具合の悪さに気がついたのは、あの2010年の猛暑真っ盛りの頃でした。

まさか、その夏の終わりに居なくなるなんて思いもしなくて、あまりにも突然でした。

そのことはこちら(2010・8・24)に記録してあります。

いつもなら、あちこち元気に動き回る時間帯に、眠ってないのにグタっと横になってるので、

おかしいな・・・と思って、いつも見て頂いてる先生に往診を頼みましたら、

最初は「夏バテでしょう」ということで、エアコンの設定温度をもっと低くすること(25度位)と

注射で回復はしましたが、いつもの食欲と元気が戻らず、

結局、子宮蓄膿症という病気であるという診断にすぐたどり着き、

その先生は高齢を考慮して積極的な手術はお勧めできないとの診断でした。

でも、そのまま、ただ症状がひどくなっていくだけの日々は辛そうなので

手術を勧めてくれる病院にお願いすることにしました。

そこは同じ手術で成功例も多く、最高で17歳の子も回復してたので、

少しでも希望が持てるなら、それに賭けたいと思わせてくれる

信頼できる先生であったことも、手術を決心できた要素でした。

結果は手術は成功したのですが、心臓の機能が順調に回復してくれませんでした。

手術自体は、その後、お家に帰って普通に暮らせた日がわずかでもあったので

選択したことを後悔してませんが、避妊手術をしてなかったことは本当に後悔しました。

実は、家の猫は外に出る危険も考慮して、拾ってすぐに避妊手術をしました。

結局、外には出さない完全箱入り猫になりましたが。

その時、シェルも一緒に避妊手術をお願いしたのですが、

先生は、「するなら、2歳までがお勧めで、5歳だったら、

<乳ガンや子宮の病気にかかるリスクと避妊手術に伴う危険のリスクと比較する>と、

そんなにお勧めできない」等・・・言われたので敢てしませんでした。

まったく思いもよらない子宮蓄膿症という病気になってからいろいろ調べたのですが、

※避妊手術をしてれば、100パーセントかからない病気であること。

※長生きすれば罹る率は高確率であること。

が分かり大変後悔しました。

そして、人間の場合のそういった病気のように不正出血とかの症状もなく、

夏に元気がなくなるまで、まったく他の症状はありませんでした。

もっと早くから、この病気について知識がなかったことが悔やまれました。

しかも、無知だったのは、ワンちゃんのヒートを人間の生理とまったく同じものだと

勘違いしてたことです。

つまり、ある年齢以上になると終了して老後は軽やかに暮らせる・・・と。

でも、それはとんでもない認識不足でした。

ワンちゃんは生きてる限りヒートがあり、しかも人間みたいに、

不要になったものが、そのつど排泄されることはなく、どんどん内部に蓄積されるということ。

なので、年を取るとヒートが起きる度に子宮がとても炎症を起こしやすく、

子宮蓄膿症に高い確率で罹りやすくなるということです。

ワンちゃんの生理について何も勉強してなかったのは私の落ち度でした。

手術をしてくださった先生は、産むのを仕事にしてるワンちゃんでなければ

高齢でも手術可能なら避妊手術を勧めてます。とおっしゃってました。

ベストは1~2歳の頃の避妊手術だそうですし、

仮に次にワンちゃんと暮らすならそうします・・・もうその予定はありませんが。

ただ、ワンちゃんは“戌の日”として安産のお守りでもあるので誤解されてるようですが、

そこまで安産というわけではなく、人間以上にとてもデリケートだそうで、

子宮の手術もリスクが高いそうです。

なので、シェルが避妊手術をしてたら、もしかして、逆に命を縮めてたかも知れないし、

15歳まで元気だったのだから、今となっては、それでよかったと思うことにしてます・・・。

安らかに居るシェルのためにも。U、‘‘・)♥

コメント
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