シェル風日記

何気ない日々、風のたよりのメモ的日記

忘れないでね

2010-08-27 | shell犬・pipi猫・cherry鳥

ふと気がつくと、
いろんなことを忘れてる。

ふと・・・
お昼を食べるの忘れてる。

とって置きのおやつを食べても、
<キラキラ目線のちょうだいビーム>がないと味気ない。

気分転換に出かけても、帰ってから居ないことがよけいに寂しい。

お留守番。
嫌がらずにいつも待っててくれてたね。
U‘‘・)寝てただけだよ。帰ってきたら、おやつがもらえるしU・ェ-U⌒☆Wink!
って思っててくれたのかな?

出かけた後、重たい足取りでドアを開けると、
ピピが待っててくれました。
お出迎えは気まぐれだったのに、
シェルがいなくなってからは不思議なことにパーフェクトです。
どういう風の吹きまわし?

でも、今年の年賀状の写真は、この玄関先で2匹で並んで撮ったのに。

ペットロス?
私はそういうことが1番似合わないタイプかと思ってた。
元々、ペットという言い方自体も好まないから、
ペットロスっていう概念にも違和感があるし、
私の気持ちにはそぐわない言葉です。

ただ、いつも居た存在がその場所から消えたことに戸惑い、
もう代わりはいないことの空しさ。
家族ってそういうものだと思う。
ただ、その思いが染みてきます。U‘‘・)

☆忘れないでね、私のご飯☆



ふと気がつくと、
なんだかこちらを見てる視線。

あ゛ーーーーーごめんね~ピピ!夕飯遅くなって!
いつも、シェルの分と一緒に作るのが日課だったから。

アハハ明日から絶対、ピピのご飯は忘れないからね。
悲しみの中にもちょっとした笑いを見つけちゃったり・・・
いつかハリアイも見つけられるように頑張るね、シェルちゃん!

徐々にね。

※この記事のコメント欄はCLOSEさせていただいてます。
読んでくださってありがとう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※“夏のお別れ”にコメントをお寄せくださった皆さま。
以下“夏のお別れ”のコメント欄にも同文が書いてありますが、
念のためここにも転載しておきます。

感謝で胸がいっぱいです。

何か書くという作業が心を落ち着けてくれるし、救いになるような気がしてます。
お1人お1人のお返事もゆっくり書きたいと思いますので、お時間をくださいね。
その時間がなにより今の気持ちを温めてくれそうで、
ブログという場所があってよかったと思います。

心より
“ありがとうございます”

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夏のお別れ☆とりあえずの“さようなら”そして、“きっとまたいつか”

2010-08-24 | shell犬・pipi猫・cherry鳥

7月30日、「無事に終わりました。シェルちゃん、頑張ってくれましたよ」と電話口で先生は言ってくださいました。

術後1週間が過ぎ、無事に退院して、「あとは食欲が元通りになれば、もう一頑張り寿命が伸びるね」と、希望の光を感じてたのに、命の炎はもうあまり残ってなかったのです。



年齢からして、“いつかは…”と覚悟はしていたはずなのに、つい、先月までは、その“いつかは…”は、まだまだず~っと遠いことのような気がしていました。

だって、この暑さで食欲旺盛でしたから何よりの証拠だと。

8月16日、あっという間の旅立ちでした。(生後5587日)
食べ物も飲み物も積極的には欲しがらなくなってから、わずか1週間でした。

思えば最初は手術をする1週間前。
生まれてから、2~3回しかしたことがない下痢を珍しくして、熱っぽくて、いつになく、ぐったりとして元気がないな…と思ったのが最初。でも、それは解熱剤と整腸剤により翌日には回復しました。

それから1ヵ月もたたないのに“さよなら”をしてしまうなんて。
日々、回復だけを信じて願って、ただただ夢中で過ぎていき、気がついたら、いつの間にか“生”ではない方に向かっていたのです。

「シェルちゃん、いつ逆方向に乗りかえたの?」突然のさよならに呆然として、すぐには見送る決心がつきませんでした。

もうずいぶん前になりますが、週何日か通ってた仕事も辞めてからの私と、1日で1番長く一緒に過ごすのはシェルでした。
2人ともお家好きのまったりタイプなので、なおさらでした。美味しいものは必ずおすそ分けし、一緒にお昼寝をし、私が何かしてる時は、その時々のお気に入りの場所でスヤスヤ寝てました。
その変わらない寝姿で、今は永遠の眠りについてる。

私は取り残されたような、その呆然とした気持ちのまま、バタバタと旅立たせることがどうしても出来ませんでした。

思えば熱を出して以来、ずっと昼間は病院に行ったり、家事をしつつ見守ったり、夜はシェルの横でソファベットに寝て、1週間の入院を除いては亡くなるまで片時も離れませんでした。

だからよけいに、ただ眠ってるようにしか見えないシェルから離れることが出来なかったのかも知れません。

それに納得できない葬り方をして後で後悔したくなかったからです。

結局、旅立たせる決心が出来たのは、3日後の19日になりましたが、シェルがいつも外を眺めてたお気に入りの場所から見えるところで、移動火葬車で荼毘にふしました。

そこの葬儀屋さんの考え方が、「他のワンちゃん達と一緒のほうが、皆と楽しく元気に遊べるから、寂しい思いをさせなくていいと思う方もいらっしゃいますし、そのほうが喜ぶワンちゃんもいますが、私は自分の飼った犬が飼い主の傍が1番好きだったので、お家のかたの傍でのお見送りが一番だと思います」

ということだったので、私の思いとも通じるものでした。

きっと、この場所からこんな風に眺めていてくれたと思います。



思えばこれほど100パーセントの信頼で、“あなたがすべて”と慕ってくれる存在は、愛犬以外は、おかあさんを慕う2~5歳までの子供以外にはいないのではないかと思います。

いつでもどんな時でも、その瞳はまっすくに「あなたが大好き」といってくれます。
しっぽフリフリのおまけつきで。

私の人生を豊かにしてくれました。
ブログを始めたのもシェルが居たからだし、そこでしか知りえない人達と共感できる楽しみももらいました。

<楽しかったよ!私の元に来てくれて、過ごしてくれて、ほんとにありがとう>

<そして、何より、ほんとにかわいかった!>

こんな表情も好きでした。



好きなお顔を探すときりがないから…。

とりあえずの“さようなら”そして、“きっとまたいつか”

シェルのものを色々探してたら、
☆MARIN OF CRYSTAL MARIKO JP☆と書かれた出生証明書を見つけました。

マリンってイメージと響きがいい・・・素敵な名前を授かってたのですね。

シェル・ベスト・オブ・ベスト☆気持ちいい!シェル風だね~☆(2010・9・4)

よかったら、ご覧ください。

コメント (15)
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また、「シェルちゃん」って呼びたい

2010-08-24 | shell犬・pipi猫・cherry鳥

まずは16歳が目標だったので
秋も待たずに旅立つなんて想定外でした・・・。
なので心の準備もなにも出来てなくて
今でもぼんやりしてます。
写真を眺めてはふりかえったり。

お見舞いに行ったらお医者さまが
ホールまで連れてきてくれました。

☆お姉ちゃんと☆


頭をくっつけてきて可愛かった。

☆ウェブ面会☆



お見舞いに毎日通うだけでは足りず
自宅のパソコンでみることができる、
ウェブ面会もしました。

抱っこが苦手なシェルでしたが、
病院に通う車の中や待合室で、
ほんとにおとなしく抱っこさせてくれました。
・・・よっぽど、しんどかったのですね。

☆4月頃☆



まだまだ元気でお皿が空(カラ)になっても、
「もっと食べたいよ~」ビームを発してたね。
今思えば通常通りにしないで“おかわり”たくさんあげればよかった・・・。
<8月にバイバイすることになるなんて思わなかったから>
できるなら今そこに戻って、いっぱい好きなものをあげたい。
最後に美味しそうに食べたのは
私が作った玉子焼きだったので、写真の横に置いてます。
そして、最後に飲んだのはカルピスだったので、これも一緒に置きました。

もっと、ああしとけば・・・
もっと、こうしてあげとけば・・・
こんなことばかり思い浮かんできてしまいます。

『犬と私の10の約束』は犬物語的には、優れた作品とは言い難いけど、
あの『10の約束』は犬と生活する以上、当たり前のことで、
果たしたいと思ったものばかりでした。

そして、果たすことはできたと思います。

ただ、

10番の、<私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。
どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを>

たしかに、傍にいることはできましたが、
見守ること以外は何もしてやれませんでした。

何かして欲しいことがあったのでは?
傍に居る私をどう思っていたのでしょう?
<シェルちゃん、今さらだけど叶うなら聞きてみたい>

亡くなる前日のこと。
寝苦しそうで、よく眠れない日が2日くらい続いてましたが、
その夜のシェルはスヤスヤ寝ることができました。
まさか、翌日逝ってしまうなんて思いもしないで、
横のソファーで寝てた私は「今日は眠れて良かったね~」と、
そっと、お手手をつないでみたりしてました。

振り返るとこんなに悲しかったのは、22年前の夏、母を亡くして以来です。

<子供であり、友達でもある>
・・・そんなかけがえのない存在のシェルでした。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

病気については、いずれ落ち着いたらまた書くこともあるかも知れません。

病院の待合室で待ってる間にも飼い主さん達から、
いろいろな犬との長い付き合いや看取ったお話などを聞く機会もありました。
その中で何人かの人が、「シェルティちゃんは、たまたまかも知れないけど、
病気が発覚しにくくて、わかってからは逝くのが早いですね」ということを話されました。
飼い主思いというか、我慢強いのかも・・とも。
待合室で偶然お聞きしたお話に、そんなシェルティ話が多かったのも奇遇ですが、
シェルちゃんのおかげで、ほんとにほんとに、いいお話をいっぱい聞けたよ。

・・・お別れ前の最後の抱っこ・・・
スヤスヤと眠ってるようでした。

※この記事のコメント欄はCLOSEさせて頂いてます。
読んでくださってありがとう。

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