外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

学生父親の交通事故

2011年04月06日 | 日記
4月6日(水) 晴れ

ある学生の電話番号を調べようとたけしに電話したときのこと
『仕事中申し訳ないね』
「いえ、今自宅です?」
『なんで?』
「お父さんが交通事故で、今手術中です」

全ての思考が停止しましたね。
『どうなんだ?助かりそうなのか?』
「はい、大丈夫だと思います」

状況は一切分からないまま電話を切ったのですが、最悪の事態を考えたり
してしまいました。
もし命を落とすことがあったら、彼の進学・留学はどうなってしまうのか・・・
中国に奨学金制度はあるのか・・・、毎月の生活費ならなんとか補助は可能
などなど。

数時間して携帯にメールを入れ安否を確認しましたら
「おかげさまで手術は大丈夫でした」との返事。
とにかく安堵です。

この学校で唯一面識がある親御さんであり、帰省のたびに高価な茶葉や
煙草を下さるお父さん、私も日本の煙草やお酒で返礼していますが
とてもお返しできていません。もちろん、お父さんにとっては私の贈る品物よりも
私がたけしといい関係を持ったまま学生生活を送ることのほうが重要だとは
分かってはいますけどね。

交通事故の加害者なのか被害者なのかは分かりませんが、そんなことは
どうでもいいですね。早期復帰を望むばかりです。
コメント
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