外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

トラブル

2017年10月06日 | 日記

10月6日(金) 晴れ

綺麗な晴天が広がりました。気温も急激に下がってきまして今朝は
トレーニングジャージを羽織りました。漸く秋の天気でしょうか。

さて、二日間の蚌埠旅行の最中、予想外という想定内のトラブルが
ありました。
新幹線の駅に迎えに来てくれるのが、英語が話せる親戚ということ
だったので、駅改札を出た後、その出口を背景に自撮りし、写真を
チャットで送ったのですが、送信完了した後で近くにいた警察が
話しかけてきました。年齢はたぶん私と同じくらい。

方言が強く、半分ほどしか聞き取れなかったのですが、謂わんと
していることは「勝手に警察を撮影してはいけない」と。

私の注意不足なんですが、スマホを向けた左にゴルフカートのような
警察の巡回車、そして右に同じく簡易詰所があったのです。

警察の言うこと、何か勘違いして返事してもまずいと思い
いつもの逃げの一手「外国人なんで、聞き取れないんです」と
話したものの、ゆっくりと話しかけてきました。それでも・・・
仕方なく「英語話せますか?」と質問。
本心は"请讲普通话"(標準語で話してください)
公共の場所で見かける勧告なんですが、さすがに外国人に言われたら
気分を害するだろうと思って言えません。

すると暫くして制服を着用していない30代くらいの男性が来ました。
男性:どこから来たの?
私:日本からだけど、今住んでいるのは泰安。
  友達の結婚式に参加するのだけど、友達の知り合いが迎えに来る
  から分かりやすい様にあの出口をバックに自撮りしたんだ。
男性:彼ら(警察)は撮ってないんだね。
私:撮ってないよ。友達に私の姿を送るためだから。(画像見せる)

男性が通訳してくれて、警察は分かったと手を挙げて戻っていきました。

その後彼女から「交通事故があり道路渋滞、20分ほど遅れます」と。


さらに、迂回せざるを得なくなり、もう一人の先生(かつての同僚)を
別の駅に先に迎えに行ってもいいですか?と。
たぶん、その方が早いと考え、承諾。
結局到着から1時間50分後に合流しました。

雨が降っていたので周辺をぶらつく気にもなれず、待ち時間のお供に
選んだのが東野圭吾さんの小説、『夢幻花』分厚い文庫本です。
何かありそうだと思って持ってきたのが幸いしました。
待ち時間が苦になりませんでした。

私が読書しているのを見た先ほどの警察が、「なんだまだいたのか?」と。
私が運転の手つきをしながら「運転中に事故、遅れるみたい」と返答したら
大変だね、と優しく笑って戻っていきました。


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今日の気になる話題
<ふかわりょう「なぜそんなに安倍総理を倒したい?」
 伊藤惇夫「なんとなく嫌いだから」>
http://netgeek.biz/archives/104071

開いた口が塞がらないとはこのことですが、この番組の視聴者である
中年以上の女性はこの「なんとなく」が雪だるま式に膨らんで、実際の姿は
全く見えない状況ですよね。

>ただ他方で「アンチ安倍総理派は安倍総理が憲法改正を狙っていることを
 問題視している」という指摘もあり、伊藤惇夫氏の分析がずれているという
 声も聞かれる。

中朝寄りのメディアからすれば、この指摘が真実だと思います。改憲で
どうなっていくのかという本来の方向性が見えることは彼らにとっては
都合が悪いでしょうから、このなんとなく「嫌い」「変」「おかしい」と
焦点をぼかすのが彼らの手法なのでしょう。

日本にとって「害」、いや、「癌」と言った方がいいメディアを早く解体したい
ものです。

コメント
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