1歳児の遊びの中から～見立て遊び～

　１歳児は、周りの世界との出会いにより、探索活動が盛んになり、行動範囲も広がります。
保育者や友達のするとおりにやってみたいという模倣も出てくるので、保育者が一緒にいることの
安心感を基盤にして探索活動やひとり遊びを楽しむことができるようになります。
子どもが模倣の対象にするのは、大好きな人や憧れの存在であることが多いようです。
　

そーっとそーっと、赤ちゃん人形を抱いて寝かせようとしています。
時には、子ども達ならではの言葉を発しながら「だいじょうぶだよ」「ねんねしようね」
と声をかけているように見えます。
お家の人や先生がしている姿を見て、自分なりにイメージしながらお世話をしているようです。


トントン・・とお腹をさする姿は、午睡中の姿からのようです。





赤ちゃんのお世話は、寝かしつけ以外にも、おんぶをしてお散歩してみたり・・と
赤ちゃんの姿を想像してお世話を楽しんでいます。







日常の姿をイメージしながら遊ぶ１歳児は、目と手の協応が育つ時期です。
手指を動かして脳を活性化させたり、目に見えたこと、聞いた言葉を何でも
真似してみたりしながら遊んでいます。
保育者が一緒になって遊びながら模倣することの楽しさを知っていけるよう
遊べる環境を整えていきたいと思います。


「どうぞ❤」