今日は、先週の土曜日に行って来た、車山と霧ヶ峰近辺のスノートレッキングの詳細報告です。
ビーナスラインの富士見台に着いたのは朝6時前でした。
家からにぎってきたおにぎりで朝食をとり、入れたての熱いコーヒーを飲みながら、朝焼けの富士を眺めていました。
富士見台の駐車場には15台程の車が停まり、皆、朝焼けの富士にカメラを向けています、自分は、今回三脚を積んでこなかったので、のんびりとコーヒーを飲みながらそんな様子を眺めておりました。
車のボディーを使って、ワンショットだけ朝焼けの八ヶ岳と富士山をカメラに収めると、車山肩へ移動です。
10台程が止められる駐車場にジムニーを入れ、トレッキングの準備をしますが、温度計はマイナス10度の目盛りを振り切っていました。
今回のスノートレッキングは車山肩から入り、まず車山の山頂を目指しますが、雪の状態が分からないので、とりあえず軽アイゼンで歩き始めました。
天気は最高です、背中のバックパックに取り付けてあったカメラバッグを、前に付け直し、写真を撮りながら、ゆっくり山頂を目指します 。
歩き始めて40分程でしょうか、山頂にある気象庁のレーダーが見えてきました。
標高1925mの山頂からは、中ア、南ア、北ア、浅間、八ヶ岳、富士山と360度の眺め、最高です。
まだスキー場の営業時間前らしく、ゴンドラも動いていませんし、もちろんゲレンデには誰もいません。
山頂でスノーシューに履き替え、車山乗越を目指して、誰も居ないスキー場のゲレンデを下って行きます。
スキー板を履けば、何ともない斜度のゲレンデですが、歩いて下ろうとするとけっこう怖いものですネ!
車山乗越からは、霧ヶ峰湿原を経て蝶々深山へ向かいます。
湿原から蝶々深山を眺めます、山と言っても小高い丘程度です。
風が強いからでしょうか、昨日までの遊歩道に付いた足跡は消え、今は誰の足跡もありません、最高の気分です。
一汗かきながら坂を上り、蝶々深山へ到着
車山肩から、車山の山頂まではスノーシューを楽しむ人が幾人かおりましたが、ここまで来ると辺りには誰も居ません。
ここで荷物を下ろしてひと休み、ですが風が強く休んでいると寒くなってきます。
ここからは暫く下りになります、物見岩を経て八島ヶ原湿原へ向かいます、上写真は物見岩手前の小さなピークから、物見岩を眺めたところ!
八島ヶ原湿原がもうすぐです、しかしこの後小さな悲劇が・・・
知らぬ内に遊歩道を外れてしまい雪深いところへ入ってしまったのです、1mを超えるような雪では、さすがのスノーシューでもまともに歩く事さえ出来ません。
汗だくになって、なんとか脱出が出来たのは、30分程雪と格闘した後でした。
八島湿原に到着、熱~いコーヒーと、甘~いチョコレートでひと休みです。
湿原の中をスノーシューで歩いている人が居ましたが、いいんでしょうか?
休憩を終えると、車山肩を目指して又スノーシューを進めます。
ここからは沢渡を経て登っていく事になりますが、その途中で又良からぬ思惑が浮かび、コースを変更、遊歩道を外れ林の中へと向かいました。
落葉した雑木林の中は、沢山の動物の足跡が見られます、兎やテン、リスなどの小動物の足跡が多い様で、高原では見られなかったものです。
コースを変更したので、再び霧ヶ峰湿原へと出て、車山肩へと戻りました。
車に戻ったのが丁度12時、約5時間のスノートレッキングでしたが、最高の天気と最高の雪の状態で、良いリフレッシュが出来ました。
車中にて、おにぎりと味噌汁で昼食を済ませ、帰ってきました。