Wildだろ~!
先日のツーリングの一コマ・・・・・!
ではなく・・・!
こちらから無断借用してしまいました。
大好きだった戸井十月さん、作家であり、5大陸をバイクで走破した筋金入りの本物のライダーだった。
先月、64歳で人生の幕を閉じた、残念でならない。
盆休みのツーリングのレポートも今回が最終編です。
朝6時、他のキャンパーがやっと起き始めた頃、湯の丸高原のキャンプ場を後にして、東御市へと下ります。
目指したのは湯の丸高原からは目と鼻の先、海野宿です。
1時間もかからずに到着!
7時前ですから当然店舗も開いていませんし、観光客もいません!
誰も居ない海野宿・・・ まぁ!それがこの時間に訪れた理由ですけど!
駐車場すらまだ開いていなかったものの、駐車は出来たので、後払いと言う事で、バイクを停め、海野宿をカメラ片手にのんびり散歩してきました。
天気も良く、誰も歩いていない静寂に包まれた宿場
昨日頑張って湯の丸高原まで来て、今朝も早くから起きだして・・・ 甲斐が有りました。
さほど大きなところではありません、写真を撮りながらでも、小一時間も有れば往復できてしまいます。
写真に写っている大きな荷物を載せたカブのライダーさん、ふとその後ろ姿を見ると、大きなハードケースの後ろに “日本一周” と書いてありました。
日本一周中に立ち寄られたのでしょうか?声をかけさせていただこうと思ったのですが、このまま次へと旅立って行かれました。
さて!、海野宿の見学が終われば、あとは予定しているものはありません、このまま帰路に着くわけですが、まだ時間に余裕が有ります。
とは言え “ぬく” も待っている事なので、昼頃には帰着したいところ
帰路のコースはどうしたものかと、ナビと相談すると、ちょっと遠回りになるけど、一旦佐久にでて、野辺山、清里 経由、のコースに、決定となりました。
野辺山から清里の、清里ラインと八ヶ岳高原ラインは、昨年も走ったし、もう幾度も走った道路なのだが、何度走っても爽快な道路です。
いつ見ても、ちょっとムカつく奴!
清里高原の近辺も走っていると寒いほどの気温です。
一気に、清里ラインと八ヶ岳高原ラインを駆け抜けると、小淵沢でR20に入り富士見町へ
ここから少しだけ、今回のツーリング初のダートを楽しみます。
金沢林道で入笠高原を目指します。
おぉ~~! あの絶景ポイントは以前のままですね!・・・何も見えませんけど!
単走のセロー250、ジムニーJA11、6台ほどのオフロードバイクの団体さん、ランクル、とすれ違いました、いつもは静かな林道ですが、この日は賑やかでした。
入笠高原まで抜けると、そのまま林道黒河内線の様子見に向かったのですが・・・
林道黒河内線の大規模崩落はまだ復旧できてない様です。
柴平峠まで引き返し、柴平地区へと向かいます。
ダートが以前より整備されています。
えっ! こんな所に突然こんな工事現場が!
入笠高原へ続く観光道路の建設工事か?
と思ったら、砂防ダム建設による道路の付け替え工事だって!
その後、高遠へ抜け、無事帰着となりました。
初日の米子大瀑布も標高1400m、志賀草津道路は2000m以上、キャンプした湯の丸高原は1800m、野辺山は1400mと、猛暑が続くこの夏には最高のツーリングを楽しんで来ました。
志賀草津道路を草津温泉まで走り抜けると、R144へ乗り、嬬恋村へ、田代湖の先から湯の丸高原へ向かいます。
今回は写真少な目です、なぜかと申しますと・・・!
今回はキャンプ場を利用の予定です・・・とはいえ予約は入れてないのですが!。
他にもキャンプ場はあったのですが、翌日の予定を考えるとどうしても湯の丸高原あたりまでは行きたいと考えていました。
まだまだ明るい内に到着は出来たのですが、何とも怪しげな空模様。
キャンプ場の受付を、湯の丸高原ホテルで済ませ、一段高い場所に有るキャンプ場へ
10台ほどの車が有り、先客がキャンプを楽しんでいました。
晩飯、朝飯の買い出しにも行かないとならないので、とりあえず大急ぎでテントを張り、荷物をテントに放り込み、再び田代まで買い出しに出かけました。
スーパーとコンビニで買い物を済ませ、キャンプ場へと急いで戻っている時・・・ポツリ・ポツリ・と
雷鳴もとどろき、風も吹き始めました。
やばいな~! と思っているうちに雨は激しさを増して、キャンプ場へ到着する頃は土砂降りになっていました。
一応雨具は着ていたので、ひどい濡れ方はしなかったのですが、そのままテントに飛び込んだので、テントの中はビタビタです!
雨はますます激しさを増して、ゲリラ豪雨です、テントから出る事も出来ません!
大きな炊事場も2か所有るので、今回はそれなりにキャンプを楽しもうと思っていたのですが、とんでもない事になってしまいました。
小一時間ほどテント内を整理しながら、タオルでぬれたテント内を拭いていると、やっと寝られる程度にはなりました。
多めにタオルを持って来てよかった!
それにしても、テント内でこれほどの雨音を聞くとは!一時はテントごと流されるんじゃないかと思ったほどです。
そんな訳で、写真少な目です!
仕方ないので、ビール片手にテント内で適当に調理開始!
ご飯はあっためるだけ!でも時間がかかるので、枝豆をつまみにやってると、ついつい飲み過ぎちゃいます!
写真のビールの後ろに写っているレトルトのカレー、結局食べずに持ち帰りました。
カメラのレンズが曇っちゃいました。
牛肉と野菜を適当に煮込んですき焼き風に・・・、ご飯に乗っけて牛丼の出来上がり!
お味は?・・・なかなかのもの、自分ながらに、ひょっとしたら天才かも!・・・・なんてね!
『ご馳走様でした!』の後は、ラジオを聞きながらの、リラックスタイム~~!
お摘みに、先日Y氏からお土産にいただいた“うみゃーっ手羽”の八丁味噌味!この日の為にとっておいて、ここまで持って来たのです!
ホロホロに柔らかく煮込んであって、うまい!
酒のあてにもいいけど、ご飯にも合いそう!あっという間に食べてしまいました。
そのうち、知らず知らずのうちに眠りについてしまいました。
夜中いく度か寒さで目が覚めましたが、夜半には雨も上がったようです。
翌朝は明るくなり始めた5時前に起床、ご飯とみそ汁で朝食を済ませると、ゴソゴソと身支度を整え、ビタビタのテントを丸めて出発の用意
6時過ぎにはキャンプ場を後に、今朝の目的地に向かって出発となりました。
怖さを覚えるほどの夕立の豪雨でしたが、今となればいい思い出になりそうです(^^;)
最終編、海野宿と八ヶ岳高原ライン編へ続きます。
米子大瀑布を後に今度は、山ノ内町の湯田中温泉から群馬県の草津町の草津温泉へと抜ける、日本屈指の山岳ドライブルートの “R292 志賀草津道路” へ向かいます。
と!その前に腹ごしらえです。
一杯入魂!! いただきました~!
たまたま立ち寄った、小布施町の国道沿いのラーメン屋さんですが、午後2時近いと言うのに店内はほぼ満席と言う状態。
かなりうまいラーメン屋さんでしたよ!。
正面の奥、この山が志賀高原の横手山、その右下あたりが渋峠になります。
さて!いよいよ高原の快走ルートを走りますよ~。
も~ わくわくです!
実はこの志賀草津道路、昨年のツーリングでも走っているのです、しかし昨年は万座から、白根、草津と走っただけなので、このルートの約3分の1程度しか走っていません。
昨年走ってみて、実に気持ちのいい高原の道路だったので、ぜひ全線走ってみたい!と思っていたのです。
走りに専念、写真少な目です!
長野県と群馬県の県境、渋峠に到着です。
標高が2,172mもあるんですね、どうりで走っていても涼しいを通り越して寒いと感じる訳です!
ほんとはバイクを入れて写真を撮りたかったのですが、さすがに人気の場所の様で、次から次へと記念写真を撮りに来る方達で、誰もいない一瞬を撮るのが精一杯でした。
写真を撮ろうとウロウロしていると、同い年くらいのご夫婦からシャッターを押して欲しいと頼まれました。
その後このご夫婦と暫し雑談
広島ナンバーのハイエースにお乗りだったので、『広島からですか?』と尋ねると、ご主人がなんと一ヶ月の休暇を取り、ハンドメイドで車中泊が出来る様に改造したハイエースで、旅館泊と車中泊を交互で楽しみながら、旅行を楽しんでいるとの事・・・羨ましい限りです!。
これから、茨城へ抜け福島県、宮城県と、被災地を巡るとの事でした。
横手山と志賀草津道路をバックに!
白根火山を過ぎるとガスが立ち込めて来てしまいました。
走るには支障がない程度だったのですが、景色はいまいち、しかし硫黄臭漂う荒涼とした大地など、変化に富んだ、志賀草津道路を堪能する事が出来ました。
湯の丸高原キャンプ編へ続きます。