昨夜から、大荒れの天気の一日でしたね。
昨夜は雨と暴風の音で、何度か目が覚めたほど、今日も強風に運ばれたのか、黄砂が酷かったですね。
さて、昨日の記事の続きですが・・・
“かぐらの湯”の横、満開の河津桜の写真を撮り、足湯に浸ってノンビリした後は、訪ねてみたかった泰阜村の栃城地区へ向かいました。
今回は阿南町側から栃城へと向かいました。
阿南町の集落も途切れ、万古隧道を抜けてからは、待避所がなければ、車の擦れ違いもままならない細い道を約10kmほど走ると、栃城です。
ここは、バイクでは何度も訪れたことがあるのですが、車で来るのは初めてです。
そして、立ち寄ってみたかったところがここ、廃校となった「泰阜村立小中学校 栃城分校」です。
ここへ来る度、寄ってみたいと思っていたのですが、民家の庭先を通らないと行けないので、どうも立ち寄り辛くて・・・
今回は、ちょうど民家の方の姿が見えたので、おことわりをして、庭先を通らせていただけました。
校舎の下には、小さな小さな校庭の跡がありました、錆び付いた鉄棒と、飛び馬のタイヤの遊具が残っていました。
校舎内には入れませんが、廃校前の様子を、そのまま残してあります。
教台が一つに机が一つ・・・、廃校前は生徒が一人だけだったようです!
太鼓やオルガンもあります、ここは教室であり、体育館であり、音楽室でもあったのですね。
教室の前には、予定や目標が書かれた黒板が・・・
日付は、S 58年3月18日金曜日、最後の生徒は「政善君」だったんですネ!
ワザと当時のままに残してあるようです。
その後、栃城地区を抜け、林道栃城線へ・・・栃城の集落が谷間に小さく見えます。
林道栃城線から、千遠線へとアクセスし千代地区へ抜けました、林道はこの時期にしては意外なほど良好な状態で、すでに林道奥では今シーズンの開設工事が始まっているようで、たくさんの車両が通過した跡があります。
千代から龍江へと抜け、先日掛け替え工事が終了し、開通したばかりの天竜橋を、初めて渡って帰ってきました。