近所のスーパーへ、食料品の買い出しに出たついでに、少し寄り道をして、長い石段で知られた飯沼神社へ寄ってみました、久しぶりです。
今朝降った雪が残る、誰も居ない境内は静寂に包まれていました。
高台にある神社、境内の外れからふと下を見下ろすと、飯田線の線路が見下ろせました。
飯田線は飯沼神社の下を、トンネルで通過しているんですね。
よく見ると、車も通れない細い小道に、遮断機も無い小さな踏切があるではありませんか!
踏切まで降りてみました。
ヘタッピとは言え、一応、写真の撮影を趣味のひとつと思っている自分ですが、鉄道の写真には興味の無い自分ですから、電車の時刻など全く頭に無いので、電車など来るとも思わず、足跡さえ無い、小さな踏切と線路を撮っていると、ふとある事を思い出しました。
鉄道写真家の 「中井精也」 と言う方をご存知でしょうか?鉄道写真家として、かなり有名な方なのですが・・・
中井氏のブログ、「1日1鉄」・・・好きですね
「ゆる鉄」 と言う写真集を、中井氏が出版しています。
この頃、時々目にするようになった『ゆる鉄』と言う言葉自体も、中井氏発信の造語の様ですが、被写体は電車そのものに限らず、鉄道に関わるさまざまな風景や生活の一コマを作品にしています。
「ゆる鉄」に定義が有るのかどうかなど分かりませんが、電車の車両自体ではなく、鉄道の周囲のふとした風景がテーマみたいで、暖かさや、癒しを感じます。
そんな感じの写真に挑んでみるのもいいよな~!なんて考えながら、この小さな踏切の周辺をうろうろしていると・・・
電車が来ました。